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堀井雄二×坂口博信でカプばな〜

1 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/14 20:37 ID:aPL2tSmq
.

2 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/14 20:37 ID:txSTVC0f
2

3 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/14 20:42 ID:pK4SH6KW
3

4 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/14 20:50 ID:DSpG3krv
この二人はどの程度、接点があるのやら。

5 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/14 20:57 ID:60sSfzA5
黒の鳥蛾ーを忘れるな

6 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/15 05:01 ID:/0xr+s6J


7 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/15 05:18 ID:+eXEHm+n
禿と髭のホモセックスか。想像するだけで射精しちまいそうだ

8 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/15 06:08 ID:93gODq+J
。 潮吹き

9 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/16 00:03 ID:88SbFKkD


10 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/16 00:04 ID:yXIb0AKD
>>7
きしょ

11 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/16 00:08 ID:NN/LFWgq
ちくしょーーーーーー笑っちまった

12 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/16 10:01 ID:0DrbzXzQ
クロノトリガーか

13 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/18 15:44 ID:yXVxlSgS
このセンス。イイネー

14 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/20 15:31 ID:9gEsUwNP


15 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/20 17:05 ID:FJKbrjBv
ワラタ

16 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/20 17:09 ID:Bike0H4D
クロノになっちまうのか?

17 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/20 18:04 ID:5y3JTSTX
関連スレ

坂口×野村
ttp://www3.to/ffdqss

18 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/21 01:18 ID:ZCt9SnRJ
('A`)

19 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/22 06:31 ID:miybpNHf
Vジャンプで2人の対談あったけどね

20 :1:04/07/24 04:32 ID:JWyU54Np
良スレあげ

21 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/24 04:32 ID:vW4/0Lqn
クソワロタ

22 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/24 18:46 ID:LE7+Fei6
うほっ

23 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/26 23:18 ID:6GKNyfof
保守

24 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/27 00:44 ID:MT2hmWgv
おもしろいがスレタイの時点で完結してしまっているなw

25 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/27 21:01 ID:TKhd5K6P


26 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/28 23:12 ID:/N5etgcq
「君のスクウェアと僕のエニックス。合併してから随分経ったけど、まだ何かが足りないと思いませんか?」
ある日、僕をホテルの一室へ呼び出した堀井君はそう言った。
確かに合併してからもう1年も経つというのに、
ファイナルファンタジーファンとドラゴンクエストファンの間の溝は埋まる気配がない。
自分達の作ったゲームがきっかけで醜いいがみ合いが繰り返されるは
とても悲しい事だ――僕は堀井君の言葉をそんな風に解釈した。
「はい、もう1年以上経ちますね。ファンの人達が和解するための良いきっかけになればと思っていたのですが・・・」
「そうですねえ・・・ところで坂口君」
その時、堀井君の頭、そして両眼がサングラスの中で光ったように見えた。
堀井君は意外と豪腕で、僕は抵抗もできぬまま傍にあったベッドへと押し倒された。
「何をするんですか堀井君!」
自分の置かれた状況は理解できなかったが、身の危険を感じた僕は
喉が痛くなる程の大声をあげ必死で叫んだが
防音処理の施されたこの部屋では何の意味も成さなかった。

27 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/28 23:15 ID:Dp+/n11v
>>26
ハゲワラw

>その時、堀井君の頭、そして両眼がサングラスの中で光ったように見えた。
ここいいね。

28 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/28 23:22 ID:CzYaRjgP
はああ

29 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/29 13:58 ID:+MeKUTPT


30 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/29 14:19 ID:wRnTeFpj
ぼくはこの板を脳内でヒゲハゲ板と呼んでいます

31 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/29 16:49 ID:THz14GLB
>>26
ヒゲヤヴァイw

32 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/07/30 00:41 ID:R1I7CJVY
かぷばな〜

33 :!Σ(・□・ ):04/08/01 00:28 ID:7TsOmhi7
世界最醜カップル

34 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 01:48 ID:KpsQaZU5
このお二人のお写真やプロフィールって、ネット上で拝見できるところがあるんでしょうか?

35 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 05:32 ID:SnsQ3zZw
>>26
頼む、続き書いてくれ!!

36 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 10:38 ID:dJ2NKFQT


37 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 11:13 ID:mKRHzzCI
>>34
ttp://search.yahoo.co.jp/bin/query?p=%ba%e4%b8%fd%c7%ee%bf%ae&hc=0&hs=0

38 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 21:03 ID:FdLDDg3L
>>35
おれもワロタけどキモチワルイからもういい

39 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 22:02 ID:gsoNeFaC
せっかくだからとことん気持ち悪いスレにしようぜ

40 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/02 22:57 ID:ypAzJONM
勝手に>>26の続きを。腐女子的設定ですいませんが。

あまりの恐怖に、僕の目は眩んで、何も見えなかった。
ただ、僕の上にのしかかる堀井君の体重と、
僕の身体をスーツとワイシャツから引っ張り出そうとする堀井君の手の動きだけは、
あまりにも敏感に感じていた。
そして、とうとう僕の中に堀井君が侵襲してきたのを感じる羽目になってしまった。
はじめから、スクウェアとエニックスだけではなく、
堀井雄二と坂口博信も合併しなければならない、という筋書きに持っていく魂胆だったのか。
たしかに、最近のドラクエには、オカマキャラが数多く出るようになったという話を聞いたことはあるが、
それはやはり、堀井君の趣味に基づいたキャラ設定だったのだ。
FF13あたりでこの体験を描いてみようか、という商売心がちらりと僕の頭を掠めたが、
そのとき堀井君の広い額がぶつかってきて、僕はその激しいショックに身もだえをした。
「ぐわああああぁぁぁ〜〜〜っ!!」
僕は大声で叫んで、ふと何も上にのしかかる者がいないのに気が付いた。
堀井君は、僕とまぐわうつもりは、最初から無かったのだろうか?
おそるおそる目を開くと、目の前はうっすらと褐色がかっていた。
そして、目の下のシーツの上には、口髭を生やした男が仰向けに横たわっていた。
「こ・・・これは!?」
あまりのことに、言葉すら失ってしまった。
なぜなら、僕がいま目にしているのは、まがうことなく僕自身の顔なのだから。
「そ、それじゃあ、いまここにいる僕は・・・」
思わず頭に手をやった。・・・無い。髪の毛が、まるっきり無いのだ。
わずかに生え残った髪の毛が、頭頂部を右から左へと横断している。
この頭皮のつるつるした具合は・・・堀井君の頭とそっくりだ。
もしかして、僕と堀井君は、魂が入れ替わってしまったのではないだろうか?

41 :26:04/08/03 00:22 ID:Rb4c4M8f
>>40
( ゚Д゚)ポカーン

( ゚Д゚)……。

(゚Д゚)……。

((゚Д゚)))ガタガタ

((((゚Д゚))))ガクガクブルブル

((((((((゚Д゚)))))))ガクガクブルブルザクザクゲルググ


冗談だったのに…(((( ;゚Д゚)))

42 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/03 01:31 ID:WKM/HmXD


43 :40:04/08/03 02:05 ID:9Q0f50EJ
>>41
そんなに衝撃的だったかな・・・。

しかし、このまんまほうっとくわけにも行かないだろう。
坂口氏、それに堀井氏の運命やいかに?
この先のストーリーの水先案内は、>>26>>41に任せたぞ。

44 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/03 02:13 ID:+h1Qz9Wr
www

45 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/03 02:15 ID:BHVOvn1q
>>40
ハゲワラ。意外な展開になってきたな。

46 :40:04/08/04 02:55 ID:vbfGGpLz
誰か、続きを書いてくれえぇぇっ・・・・・・
俺じゃ無理だ。坂口さんのことも、堀井さんのことも、よく分かってないから。

47 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/04 06:37 ID:1Ppo8jue
>>26を改めて見て

>「君のスクウェアと僕のエニックス。合併してから随分経ったけど、まだ何かが足りないと思いませんか?」
>ある日、僕をホテルの一室へ呼び出した

この時点で違和感が無いのがすごいよなw

48 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/04 21:12 ID:i9Jtz7iK
      __=~~~~~~~~=___
     /^         =
     /        丿 \ヘ
    │  />彡彡丿   l
    │ゞ/        │      ほ、堀井くんっ…!
    │/  ━━ ハ━━ |            
    (6    <・ ) <・ ) |.        
    │       つ   │
    │    /lllllllllllllll  │      
    .│    /ヽー---┤.│ (⌒)
     \     ~~~~~ 丿 ノ ~.レ-r┐
       \_______ノ  ノ__ | .| ト、
             〈 ̄   `-Lλ_レ′
               ̄`ー‐---‐′

49 :40:04/08/04 23:57 ID:UmqbxFil
続き・・・書きますか・・・? 
φ(´Д`;)
書いてほしいか否かアンケートを募集。

1.書いてほしい。
2.書いてほしいが私(40)が書くのは嫌。
3.別にいらない。
4.その他。

50 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 01:50 ID:OTMOl4w5
是非書いてくれ。
俺は続き物は無理だが、読みきり程度なら書くぞ。

51 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 02:03 ID:MsibZ1AV
>>49


52 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 02:33 ID:BzuAWLba
1。できればさわやか路線ではなく、ダーク系きぼんぬ。

53 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 06:02 ID:m2Lb3KkL
1。できれば調教系ぽいのきぼ〜ん

54 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 08:21 ID:sqWsAyxF
1  ほのぼの系で

55 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 14:21 ID:d++U3RRM
1.スタイリッシュに

56 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 17:29 ID:9nbpB1Dz
1 魂が入れ替わった(?)し、エロじゃ無くってサスペンス系で

57 :53:04/08/05 21:37 ID:m2Lb3KkL
>>54
ほのぼの系とは、浜辺で「あははは〜〜〜!」「ヒゲく〜ん。、待っておくれよ〜ズラが飛んじゃうよ〜!」とか
じゃれあいながら追いかけっことかするのか?

…………(想像中)…………。


ならば、ほのぼの系でもいいや。面白そうだし。


58 :54:04/08/05 22:09 ID:4ycEs4b1
>>57
交換日記に決まってるだろっ!!
四葉のクローバーがノートの間でかペかペなの!

あと初詣でで
ハゲ「ねぇ坂口君、なにお願いした?」
ヒゲ「うふふ…ひ・み・つ」は必須

59 :57:04/08/05 22:20 ID:m2Lb3KkL
>>58
交換日記かっ!w
四葉のクローバーはふたりで探すわけだな?
いいじゃないか、すごくっ!!
感動したぞ、おい!

60 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/05 23:48 ID:RMJXIKE6
禁断の愛(*´Д`)ハァハァ

61 :49:04/08/06 01:04 ID:R6FehWgZ
>>50-59
一気にスレの長さが・・・ (゜∀゜)
「書いてほしい」を希望する方たちが多いようですね(っていうか皆さんそうですが)。

ええと、ここまでの希望をまとめると、
 
 ダークサスペンス系で、スタイリッシュなほのぼのタッチで、SM的要素も入っている
 もちろん二人はラブラブで、交換日記もつけている

・・・ということですね。
難しい注文だなこりゃ。φ(´ο`;)

アンケートはもうしばらく募集します。
というより、こちらも生活面でいろいろ忙しいし、
某スレ(この板のどこか)でマターリと進行中のSSもありますし、
第一にヒゲハゲのお二人についてのバックグラウンドを仕込まないと、
良い作品はなかなかかけませんので。

62 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/06 01:19 ID:acgcFolb
>>61
出版の友だちから聞いたんだけど、ヒゲハゲは女好きで遊び人らしい。
またヒゲは、お店のVIPルームが大好きらしいです。
ヒゲハゲは、六本木エリアで遊ぶそうです。
「一番高いワイン持ってこ〜い」みたいな遊びっぷり。

ご参考に〜!

63 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/06 01:43 ID:acgcFolb
どっちがSでどっちがMかも検討しなければ…
話の流れではハゲSヒゲMっぽいけど…

64 :61:04/08/07 05:36 ID:hD3xqdCV
とりあえず>>40の続きを書いておきます。SSそのものは全く手をつけておりませんが。

僕はうろたえて、ベッドから飛び降り、慌てて鏡の前へ向かった。
鏡に、今の自分が、どんな姿をしているのか映してみなければいけない、と思ったのだ。
やっぱりだ。なんてこった・・・。
鏡に映ったのは、ぴかぴか光る頭と、茶色いサングラスをかけた更年期の男の姿だった。
服はシャツを羽織っているだけで、あとはなにも身に着けていなかった。
僕は呆然として、鏡の前で立ち尽くすだけだった。

「坂口君、坂口君・・・」誰かが僕を呼んでいる。
はっとして僕は振り返ったが、そこには誰もいなかった。なのに、声だけは、すぐそばではっきりと聞こえていた。
「だ、誰です、僕を呼ぶのは!?」
こんな裸の姿を誰かに見られるのは、すごく不快なことだった。
まして、どこにいるのか分からない相手に見つめられているというのは、気持ちのいいものじゃない。
・・・ところが、ふと僕は気付いた。
あれ?いまの僕の体は、僕の体じゃなくて、堀井君の体なのだから、
誰にしろ、僕に向かって「坂口君」と呼びかけようと思うはずはないぞ。
それに、あの声。確かに聞き覚えのある声だ。誰だっけ・・・
「坂口君、坂口君・・・僕だよ、僕。堀井だよ。ほ・り・い・ゆ・う・じ、だよ。」
「ほ、堀井君かい?どこにいるんだ?」
僕はあせって辺りを見回したが、やっぱり誰もいなかった。
「じつはね、君のすぐ隣に立っているんだ。でも、たぶん目には見えないと思うし、鏡にも映っていないだろ。
 どうもね、僕は、さっきのショックで幽体離脱しちゃったらしいんだよ。
 君の魂がえらい勢いで突っ込んできて、それで、僕の魂が、体からはじき出されちゃったらしいんだよね。」


65 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/07 09:07 ID:DLd721Q+
>>64
>たぶん目には見えないと思うし、鏡にも映っていないだろ。

髪の毛と引っ掛けてるんだとしたら、おもろい!

66 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/08 12:53 ID:qGbXp7fV
どんな展開だよw だが、それがいい。

67 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/08 14:31 ID:FAj5urVF
期待

68 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/08 17:41 ID:oGe08jCb
魂の抜け出ちゃったハゲ本体は、腐敗していくんでしょうか。
それとも冷凍保存ですかね。

69 :61:04/08/08 23:26 ID:yteB8lZK
>>62
サンキューです。どこかで効果的に使えるかもしれないネタをありがとうございます。
(六本木・・・どんなところだったっけ。1000kmも離れたところに住んでいると、どうにも情報が・・・
 いやいや、ガイドブックなどでしらべれば済むことでしょう。)

>>65
そこまで考えてはおりませんでした。なるほど。
確かに目には見えないし、鏡にも映らない・・・存在していないわけですから。

いちおうお二人の名誉毀損にならない程度に弾けていこうかと思っています。
目下ストーリーの外郭を構想中。

70 :68:04/08/09 00:52 ID:qa3q3Lr5
勘違いしてました。ハゲ本体にヒゲ魂が入ったんですね。
ということで、抜け殻のヒゲ本体が放置になってるわけですね。

71 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/09 03:18 ID:fT/DrTkw
ヒゲたん・・・・(*´д`*)ハァハァ

72 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/09 08:06 ID:hfykAADN
体内同棲…

73 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/09 09:16 ID:4fjQmiFn
このスレが立った当時は
まさかこんな展開になるとは
思いもしなかった

74 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/10 00:33 ID:+PJ4mefK
>>48
なんだい、坂口さん!

             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
         /           \
         /  ___  ___ ヽ 
   / ̄\ l ―‐|::::::::::::::::|―|:::::::::::::::|―.| 
  ,┤    ト |   \_/  \_/  |  
 |  \_/  ヽ     \___/     |  
 |   __( ̄ |    \/     ノ 
 ヽ___) ノ

75 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/10 21:41 ID:Ka9Bx8o7
誰か彼に髪の毛を分けてあげて下さい…

76 :ハゲ×ヒゲ その4:04/08/11 23:33 ID:7gZtCQId
「そ、そうか!さっき、堀井君の頭が僕のヒゲにぶつかってきた・・・。
 そのときに、きっと、僕の魂が、堀井君の体に滑り込んで、堀井君の魂をはじき出しちゃったんだな。」
人間の体の特徴というものは、その人の魂そのものなのだ。もちろん僕らの場合も同様だ。
堀井君の肉体のシンボルといえば、周知の通りの広大なオデコ。
僕、坂口の肉体の象徴といえば、このレディキラーな口髭。
つまり、ハゲとヒゲが交わったとき、僕らの魂は、奇跡のランデヴーを遂げたということだ。、
そして、魂と魂が出逢ったのだから、僕らの魂は、互いの肉体を往来することが可能になったのだ。
そうすると、僕が、この広いオデコを、もとの僕の身体のヒゲにくっつけると、またもとの体に戻れるのかもしれない。
そこで、僕は試してみた。
いまの自分の体についている、広いハゲを、僕の元の体についているダンディーな口髭にくっつけてみたのだ。
だが、ハゲとヒゲはぴったりとくっつき合ったのに、どちらの肉体にも、何の変化も起こらなかった。
それでは、最初の予想が間違っていたということなのだろうか・・・?
髪の薄い頭を、文字通り抱え込んでしまった僕に、堀井君のソウルがささやいてきた。
「う〜ん、大変だねえ、坂口君。でも、君はとりあえず肉体があるだけまだましなんだよ。
 僕なんか、いま、君の肉体に入ろうとしているけど、全然入り込めない。
 これじゃあ、美人のオネエチャンと肩を組み合うこともできないよ。やれやれ。」
どうやら、僕のもともとの肉体は、いま、魂をシャットアウトしているらしい。何故だかは不明だが。

「ま、まさか、僕の体は、魂が抜けたので、死んでしまったわけじゃないだろうな!?」
僕は、慌てて、自分の元の体に手を触れてみた。
まだ体にはぬくもりがある。心臓も鳴っている。呼吸もしている。生理活動は異状がないようだ。
だけど、このまま魂無しで過ごしていたら、肉体も死んでしまうことだろう。
「救急車だ!救急車を呼ぼう!病院の集中治療室に入れてもらおう!」
僕の(正しくは、もと堀井君の)耳元で、堀井君のソウルが叫んだ。
僕は堀井君の意見に、一にも二もなく賛成した。やっばり自分の肉体は大切なものだから。

77 :ハゲ×ヒゲ その5:04/08/12 00:00 ID:/5RAv7zU
僕は大急ぎで服を着ると、部屋の電話でフロントを呼び出した。
「もしもし、救急車を大至急!急病です!」
救急車が来るまでの五分間ほど、僕はいてもたってもいられなかった。
何か、心落ち着くことはできないだろうか。
そうだ、ここはホテルだ。ライティングデスクの中に、聖書が置いてあるはずだ。
僕はデスクの引き出しを開けた。思ったとおり、茶色い表紙の聖書が入っていた。
僕が手を伸ばして聖書を取ろうとすると、突然、聖書が飛び上がった。
「ふ〜ん、坂口君も聖書を読むんだね。文学作品として見るのも、面白いよね。」
堀井君の声が聞こえた。聖書は宙に浮いたまま、ページがどんどんまくられていく。
「ほ、堀井君・・・きみは、た、魂だけの存在のはずなのに、ど、ど、どうして本のページを・・・」
とたんに、僕の目の前で、目もくらむような光が、ぎらり、と輝いた。
あまりにも突然だったので、僕は、その光をまともに見てしまった。
サングラス越しだったのに、その光は、僕の網膜をもろに射抜いてしまった
「うああっ・・・!目が、目がぁ・・・見えない・・・」
袖で顔を覆った僕の耳もとで、堀井君のソウルが不敵な笑い声を上げた。
「ふっふっふ・・・これは、魂だけになった、僕の実力のほんの一部さ。
 いま僕が放ったのは、シャイニング・ヘッド・スパーク。太陽からの電磁波を跳ね返して攻撃する技だ。
 いいかい、僕の額は、伊達に禿げ上がっているわけではないんだよ。
 まあ、僕だって、自分の肉体は大事なものだから、攻撃も手加減してやっているけれどね。」
堀井君はまだ何か話そうとしていたが、ちょうどそのとき、ドアをノックする音がして、
誰かが部屋に入ってきた。ホテルマンと救急隊員のようだ。
「こちらの方ですね、急病人というのは?」
僕はまだ目が眩んだままだったので、周りの声に調子を合わせるのが精一杯だった。

78 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/12 01:40 ID:p+ZvOqDr
ヒゲの髭をハゲのデコに植毛しても、あの広大なデコは埋まらないだろう…

79 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/12 22:58 ID:p+ZvOqDr
実家がガラス屋なだけに、すごい技を使うハゲタソ!w

80 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/12 23:35 ID:TJMohhpA
ですなw


81 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/13 23:43 ID:C0BMmtG3
これは書いていいのかわからないが、学会員の葬式にハゲが来ていたと自慢していた。
ハゲ本体は学会員じゃないと思うが、ハゲの身内の葬式だったらしい。
信仰の自由だし、ま、いいか。
そのとき聞いたのは、ハゲはお酒が飲めないらしい。

82 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/14 00:13 ID:cx+VlTX5
そういえば、こんなスレッドが立っていて、
ヒゲタンらしいお方がお見えになっているのだが・・・
本人なのだろうか。
本人ならば、祭りでござるな。

【どうも 坂口です】
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1092245593/l50


83 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/14 00:30 ID:1KS9CxxW
>>82
ヒゲタンにラブコールしてきたよ。w

84 :82:04/08/14 01:10 ID:cx+VlTX5
>>83
見てきました。沸き立つようなラブラブアタックですね。
ああ、俺もヒゲタンのヒゲが好き・・・(ぽ)

85 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/14 04:52 ID:1KS9CxxW
>>84
ヒゲタンのヒゲは好きだが、ハゲタンのハゲは好きくない。w
でも、ヒゲタンって、顔が歪んでない?
ハゲタンは猫背だよね。

86 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/14 12:52 ID:kRMtWfcG
>>76-77
新作キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
なんかもう展開がすごいことに…
サスペンス風味でイイ!

シャイニング・ヘッド・スパーク禿ワラ

87 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/14 14:01 ID:e/4dm80A
堀井「僕の頭が眩しく光る!坂口君を倒せと輝き叫ぶ!
    食らえ!シャイニィィング・ヘッド・スパァァァァァァァクゥゥゥ!!
    シャイニィィィィィング…エンドォォォ!」


とか言いそうな流れだ……

88 :ハゲ×ヒゲ その6:04/08/14 19:29 ID:ip89OxLr
僕の本来の肉体は、担架に載せられて、救急車へ運ばれた。
付き添いということで、僕も救急車に乗り込ませてもらった。
さっそく病院へ着き、看護師たちがてきぱきと処理をして、僕の体はどこかへ運ばれていった。
「ああ、なんだか気が抜けたなあ・・・。」
病院の待合室で、僕は雑誌をめくりながら、診断結果が出てくるのを待っていた。
おや、隣に誰かが腰掛けてきたようだ。
意味もなくちらりと目をやったが、誰の姿も見えなかった。ということは、・・・
「堀井君だな?」
「ご名答〜!」
答えが返ってきて、同時に僕のネクタイが引っ張り上げられた。
ぎゃああ、堀井君、そんなにネクタイを締め上げないでくれ。息ができないじゃないか。

「ほ、堀井君、僕はもう帰るぞ。」
「べつに構わないさ。君の体だろう、君の好きなように扱ってもらえればいいんじゃないか。」
検査結果によると、僕の病名は、脳梗塞ということになったらしい。
医者たちよ、検査技師たちよ、いくら病名を出す必要があるからって、ちゃらんぽらんもいい加減にしてくれ。
病院での用はもう済んだのだし、僕は病院を出て、地下鉄の駅へ向かった。
駅の周りは繁華街だった。若者が大勢散歩したり遊んだりしている。

「あ、堀井雄二だ!」
「堀井だ!堀井だ!」
「ドラクエの堀井だ!」
「すげえ、ほんとにハゲてる!」
「ハゲゴンクエスト!」
ああ、堀井のファンらに見つかってしまった。
堀井君なのは外側だけで、中身はFFの坂口なんだが、言ったところで信じちゃくれまい。

89 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/14 19:38 ID:H/VXtTFR
>「あ、堀井雄二だ!」
>「堀井だ!堀井だ!」
>「ドラクエの堀井だ!」
>「すげえ、ほんとにハゲてる!」
>「ハゲゴンクエスト!」


マジでワラタ。

90 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/08/18 03:05 ID:GoSLkrgN
ちょっびり保守させてくださいね。

91 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/18 06:30 ID:7nPl34mx
ヅラ干す禿げage

92 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/19 09:03 ID:OA/Uhs0C
金メダル並みに輝く、シャイニング・ヘッド・スパークw

93 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/19 10:35 ID:OA/Uhs0C
>「べつに構わないさ。君の体だろう、君の好きなように扱ってもらえればいいんじゃないか。」
ヒゲタン、まず植毛行くべ、植毛!!
毛は陰毛を使ったらいいと思う。フサフサ感が出るんじゃねーの。


94 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/20 04:36 ID:rxntyPm0
ふと思ったがヒゲタソのほうがハゲタソより大金持ちで贅沢三昧してそうだ。
ヒゲタソは元スクのエロい人で上場の時に大金を手にしてるだろ。
FFムービーで失敗してものほほんとしてるあたり余裕綽綽な感じだ。

ハゲタソは所詮エニの外注で職人。チャームポイントのシャイニンヘッドもストレスのせいかもな。
顔色も茶色くて不健康そうだ。

95 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/20 19:17 ID:8fbm5WgF
堀井はハゲ・ズラ板の住人

96 :1:04/08/23 03:08 ID:cYDyZnKN
保守

97 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/23 03:42 ID:lDuMr7HP
hage

98 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/08/24 04:40 ID:ppZCsNm4
そろそろ続きを書かないといけないとは思うが、ストーリーが浮かんでこない・・・
とりあえず、DQファン達からは、「今急いでるんだ」と断って別れてきたということで。

なんだかんだあったが、僕はやっとのことで、スクエニ社の自分の机に戻ってきた。
深呼吸をして、コーヒーを一杯飲む。
周りの人が、「どうして堀井さんがここにいるの?」という目で、僕を見ている。
どうやら、坂口博信が突然倒れたという知らせは、社にも届いているようだ。
このまま僕が堀井君の体のままで過ごさなけりゃならないのなら、本気で額と口元に植毛することを考えなければ。

・・・とか考えつつ、ふと足元に目をやった僕は、ぎょっとした。
影がない。そんな馬鹿な、と思い、サングラスを外して目をこすり、もう一度眺める。
やっぱり影がない。もちろん、後ろに伸びているのでもない。
周辺の棚だとか机だとか、人だとかにはちゃんと黒い影がついているのに。
影のかわりに、虹色の干渉縞のようなものが、きらきらと輝きながら横たわっていた。
「な、なんだ、これは!?」
思わずつぶやいた僕の耳元で、突如堀井君の声が叫んだ。
「それは、僕の新たに開発した技、『ボールディ・ヘッド・リフレクション』による効果さ。
 窓から入ってくる日の光を、僕のこのデコで乱反射させて、隅々まで明るく照らし出すんだ。
 そりゃあ影だって消滅するさ。」
言ったかと思うと、部屋の中を、まぶしい光が輝きながら飛んでいった。
余りにまぶしいので、サングラスをかけていても、目から涙が出てくるほどだった。
「じゃあ僕は、個人的な用があるから、出て行かせてもらうよ。リレミトッ!」
堀井君はどこかへ消えてしまったようだ。

堀井君はどこへ行ってしまったんだろう、と、僕はいぶかったが、
さし当たってもっと緊急に決めなければならないことがあった。
僕は、精神は完璧に坂口博信なのだから、坂口として、今までどおりFFの開発に携わり続けるべきなのか。
それとも、姿かたちは堀井雄二なのだから、やっぱりDQの部署で働いて、
DQをFF風に変えることに尽力すべきなのだろうか。

99 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/24 08:01 ID:RUbC94o0
>>98
8でドラクエがFFっぽくなったのはそういうことか…

100 :1:04/08/24 14:17 ID:4iOh2IbX
100到達おめ

101 :ハゲ×ヒゲ その8:04/08/26 02:57 ID:nPGMWnwZ
>>99
そうだろうな・・・って、んなことあるわきゃなかろうて。


僕は、ため息をついて立ち上がった。窓辺に歩み寄って、外のビル街を眺めた。
下の道路を、人波が流れていく。その上を、ぴかぴか光りながら勢いよく飛んでいくものがあった。
きっとあれは堀井君に違いない。ハゲツル頭に日光が反射しているのでまぶしいのだろう。
なんだかんだほざいていたが、肉体から解き放たれて、すごく嬉しそうじゃないか。

僕は机に戻ると、鏡を見た。堀井君の顔は、すすけた色の冴えない顔だ。
サングラスを取り替えて、ヒゲを生やしてみれば、少しはかっこよくなれるかもしれない。
もちろん髪の毛を生やすのも忘れないように。
いつか堀井君が自分の肉体に戻りたいと言ってきたとき、髪とヒゲが生えていたら、どんな表情をするだろう
・・・と考えた僕は、少しは気を紛らすことができた。
なんと言ってもヒゲが無いというのがつらい。

そうだ、メールをチェックしないと。僕は、机のパソコンを操作して、メールソフトを立ち上げた。
「あのう、堀井さん、それは坂口さんのメールが入っているので・・・」
おせっかいな社員だ。もとい、おせっかいないのではなく、義務心旺盛なだけだ。
「いいんだよ。僕は、坂口君が病院にいるあいだ、メールをチェックすることを頼まれたんだ。
 ほら、ちゃんとパスワードだって聞いてきたんだし。」
キーボードを叩いてパスワードを打ち込んで見せると、その社員も納得したらしく、
不審がりながらも引っ込んで行ってくれた。
・・・自分のパスワードだから、忘れるわけはないよな。
そうしてメールを見ているところへ、突然警報が飛び込んできた。
コンピュータウイルスだ。迷惑極まりない。僕は、ワクチンソフトを作動させるべく、マウスをクリックし、キーボードを叩いてみた。
少し時間がたった。
突如、パソコンのモニターが、目に突き刺さるほどのまぶしい光を放ったのだ。





102 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/26 18:46 ID:wUKp551I
今度の新技は、シャイニング・ウィルス・アタックかっ!w

103 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/26 18:56 ID:wUKp551I
『DQ8の開発が遅れてるから〜、FFも遅らせちゃうよ〜、えへへ』
どこからともなくハゲタソの声が聞こえてた・・・
そんな感じか?

104 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/08/28 06:18 ID:GMkt0ICT
>>103
そこまでは自分は考え付かなかったな。
しかし、スクウェアとエニックスがひとつの会社になってしまった以上、
FFの開発の遅れが、社内経済を圧迫してしまえば、
DQの開発部の運営状況にも大きな打撃を与えるのは必至だろう。

もちろんハゲタソもそのくらいのことは承知だから、
FFの開発を遅らせることが、回りまわって結果的にDQの売り上げを落とすことになるくらい分かるはず。
だからハゲタソは、ヒゲタソの足を引っ張るような真似はしない・・・だろうな。

いや、実物なら勿論しないだろうが、このスレのハゲタソはどうだか怪しい。

105 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/28 20:25 ID:rBZOHNFV
>>104
まあ、ハゲタンもヒゲタンも今や役員でも社員でもなく、外の人だからなあ。
「FFは遅れずにがんがってるぞ」と言われれば、ハゲタンシャイニング攻撃もありかと。w
その逆もね(たぶんないだろうけど)。

106 :ハゲ×ヒゲ 作者 & その9:04/08/30 03:04 ID:pHsewPzY
ヒゲタソはヒゲを顔面から機関銃のように飛ばして攻撃・・・ってするわけないか。
だいたいヒゲを立てている人というのは、ヒゲを大切にするものだから、
武器代わりにするなんてもってのほかだろう。
青く剃りあがった跡でジョリジョリするというのなら、また話は別だろうけれどね。


「うわ!」
パソコンがショートしたのかと思ったが、そうではなかったらしい。
サングラスを掛けていても涙が出てきてしまうほどのまぶしい光だった。
また堀井君か・・・?いや、堀井君なら、どこか遠くへ飛んでいったのをさっき見た。
だったら原因は違うところにあるんだろう・・・
そう思ってモニターを見た僕は、息が止まって椅子から転げ落ちそうなくらいにびっくりした。
「ア、アイコンが、アイコンが全部、堀井君の顔になっている〜!」
禿げつるけ、バーコード、サングラスの漫画調の卵形フェイスが、モニターに大量に並んでいる。
しかも、全部がアニメーションのように、口をパクパクさせながらうごめいている。
「このグラフィックレベルは、DQのものだな!8でイメチェンしたかと思ったのに、
 堀井君はやっぱりアイコン型キャラが好きとみえる。」

社内のあちこちで悲鳴が上がっているようだ。
どうやら、あっちでもこっちでもパソコンが光り輝いているらしい。
「ふふ〜ん、スクエニのLANに入っちゃった、よ〜ん。」
いきなり僕のパソコンのデスクトップに堀井君の顔が大写しになったかと思うと、ケタケタと笑いながらそうしゃべった。
「これからFFの開発状況を見に行ってくるからね。じゃあ!」
そういうと、堀井君の姿は掻き消えた。同時に、パソコンのデスクトップが真っ青になった。
「ひえええ・・・・・・」
なんだかとんでもないことになってきた。堀井君が、僕のFFへの妨害工作に出なければいいのだが。
はっと気がついて、僕は飛び上がった。
「そうだ、僕の体は堀井君の体。DQの部署へも支障なく入れるはずだ。
 僕がDQ部署へ行けば、堀井君のことだから、LANを通ってついて来るだろう。
さっそく、僕は堀井雄二誘導作戦に出た。


107 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/30 04:14 ID:7Z8qqpj4
DQ開発部署へのセキュリティチェックが「合言葉」じゃないことをお祈り申し上げまする。w

108 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/08/31 08:51 ID:9YNIPdVt
キター

109 :ハゲ×ヒゲ その10:04/09/01 00:51 ID:z485o2Yv
僕は、自分の席を立ち、DQ開発部署へと向かった。
同じビルの中にあるものだから、すぐに到着した。
開発部のセキュリティを守るために、身分証明書のチェックが行われている。
もちろん、FFの開発部でもしていることだ。
僕は、ポケットから堀井君のIDカードを出して、チェッカーにかざした。緑のランプが灯った。
坂口博信は、ついにドラクエの開発部署に、足を踏み入れることとなったのだ。

正直言うと、僕は、合併から一年間のあいだ、DQ部署に入ったことは無い。
そして、堀井君のほうも、FFの部署にやって来たことはないのだ。
僕と堀井君が話すことがあるとすれば、ホールだの食堂だの廊下だのエレベーターだのといった、
ごく当たり障りのない公共空間でしかなかった。
だから、今日のようにいきなりホテルで押し倒されたりなんていうことも、初体験だったわけだ。
堀井君は、あの時、僕の体だけが目的だったのかな。

初めて入ったDQ部署は、不思議な雰囲気が漂っていた。
これも堀井君の趣味・・・いやいや、人徳の賜物だろうか。
そこいらにドラクエモンスターのぬいぐるみが飾ってある。あちらこちらに、攻略本ではなく、漫画が据え付けてある。
部署にいる社員の中には、DQキャラのコスプレらしき格好をしている人もいる。
僕は、奥まで歩いていくと、堀井君のものらしき机を見いだした。初めて来た場所だが、直感で分かる。
机の上にはサングラスが飾ってあり、髪の毛の絡んでいないヘアブラシと、育毛剤が一揃い置いてあるからだ。
大きなファイルが何冊か、脇の本棚に置いてあった。おおかたDQ8に関する資料やなんかだろう。
僕は、机上のパソコンの電源を入れた。パソコンの宿命で、立ち上げに多少時間がかかる。
暇つぶしにと、棚のファイルを一冊抜き取り、ページをめくってみた。
すると、中から大きな木の葉が一枚、ひらりと舞い落ちた。
「プラタナスの葉かな?」
だが、それにしては、やたらと香りがいい。心がすがすがしくなるようだ。

110 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/01 17:27 ID:fs/eKBAp
>すると、中から大きな木の葉が一枚、ひらりと舞い落ちた。
想像ですが、ハゲタソのタンス預金かと思われます。w

111 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/01 23:02 ID:XsoPoPCL
>>110
タンス預金って・・・ハゲタソは狸なのでしょうか。木の葉をお金に変えてしまうとかいう・・・。

112 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/02 04:10 ID:jkM41YJV
あげてみる。なかば晒し。

113 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/02 10:33 ID:e15FudlO
晒さないほうがいいんじゃないの? こそーりしてたほうがハゲ×ヒゲさんも
書きやすいんじゃないだろうか。

114 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/02 13:19 ID:e15FudlO
>>111
シャイニング・マネー・チェンジ(仮称)とかいうハゲタソならではの大技だと思う。
長者番付に載るハゲタソが編み出した税金対策必殺技かと思われる。

115 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/09/03 02:05 ID:ofOMcqwv
>>113
べつに隠してなくても大丈夫ですよ。
このスレは、タイトルからして、見る人をスレが篩い分けてしまうタイプですから、
こういう内容が苦手な人はタイトルだけで逃げてしまうかと思われます。

116 :113:04/09/03 03:13 ID:pfMyNmQX
>>115
ども。いつも楽しく読ませてもらってます。思わぬ展開で毎度毎度面白いです。
個人的には、タイトルだけで興味津々なので、つい心配してしまいました。
今後も楽しみにしてます。

117 :ハゲ×ヒゲ その11:04/09/05 01:36 ID:ruai6Ar4
ども。作者です。個人的にいろいろと忙しくて疲れることが多いし、
登場人物が実在の人物ということで、私の脳内妄想をやりくりする必要性もあるため、なかなか書けません。
まったりと筆を進まさせていただきます。


僕は葉っぱを鼻元に近づけて、香りを楽しんでいたが、目ではファイルを追っていた。
どうやらDQの企画書であることは確かなようだ。中に写真が挟まっていた。
なにげなく写真に目をやった僕の全身は、次の瞬間凍りついた。
「こ、こいつは〜!!」
ベッドで仰向けになっているのが僕。その上にのしかかっているのが堀井君。
僕は口を半開きにして、痛さのせいか、気持ち悪さのためか、あえいでいるところらしい。
見せてはならないところが、硬直した状態で大写しになっている。
「どうしてこんな写真かあるんだ・・・!」
誰かに隠し撮りされていたのかもしれない。
堀井君は自分の交接を写真に撮るのが好きという趣味も持ちあわせていたのか。

僕が少しのあいだ呆然としていると、机の上でメロディーが鳴った。パソコンが立ち上がったのだ。
初めに宣言するが、僕は堀井君のメールやファイルを覗き見するつもりはなかった。
パソコンを立ち上げたのは、堀井君がこの自分のパソコンにやって来てくれるか
どうかということを確認するために過ぎなかった。
どうやら、画面に現れたのは、堀井君の顔ではなく、ごくありふれたデスクトップに過ぎないようだ。
ということは、堀井君は、自分のパソコンを破壊したくないから、ここには来ないのかもしれない。
画面にはパスワードの入力枠が出ていた。セキュリティを確保するのは誰しも当然のことだから、
僕はべつだんなんとも思わなかった。堀井君がいないことを確かめたら、あとはパソコンを終了させればよい。
僕はマウスに手を伸ばした。すると突然、カタカタカタカタ・・・とキーボードが鳴り出した。
「出たな、堀井君・・・!」
パスワード入力欄に、アステリクス記号が並んでいく。どうやら堀井君は自分のパソコンに現れる気のようだ。

118 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/05 23:25 ID:2pfHh/op
>>117
続きキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
文章上手いですねー。いつも感動してます
無理せずゆっくり進めてください

119 :ハゲ×ヒゲ その12:04/09/08 00:53 ID:MDBfcDVt
「出た〜!」
パソコンのモニタが、ちゃかちゃかと点滅したかと思うと、そこには弩アップで堀井君の顔が映っていた。
堀井君のシンボルであるデコは、モニターの上のほうで切れてしまって見えない。
「じゃ〜ん。坂口君を追いかけてLANを伝って来ちゃったよん。どうだい、僕の体の使い心地は?」
どうだいも何も、他人の肉体の中に入って立ち居振る舞いを取るというのは、思ったより不自由なものだ。
下手に傷を負わせたりしては問題だし、それに目の高さや手の長さといった微妙な感覚が狂ってきてしまう。
「急に僕が現れたもんで、ビックリしちゃったかな?それから、メールやファイルは覗かないでくれ給え。」
いや、ビックリなどしてはいない。君がここに現れるのは、むしろ予想が的中したというべきだな・・・
それに、僕は、他人のプライバシーを無遠慮に覗き見するような男ではない。

さて、ここで僕は、パソコンからLANケーブルを引っこ抜いてやった。
堀井君をこのパソコンに閉じ込めてしまうためだ。ふふふ、堀井君、出口がないと知ったら、さぞかし慌てふためくだろうて。
それから、僕は、じっくりと堀井君の話を聞いてやることにした。
「どうだい、堀井君?肉体の束縛無しに自由にあちこち行ける気分は。」
「サイコーだよ!なんといっても、こうやって電気の森へ飛び込めるというのは驚きだね。
 それにしても、坂口君がこっちの部署に来てしまうから、FF12の開発状況をよく見定める暇ができなかったじゃないか。
 君こそDQ8の開発の進捗を盗みに来たんじゃないのかい?」
「ぼ、僕が盗みですと!?なんと人聞きの悪いことを・・・」
「じゃあ、どうして手に僕のファイルを持っているんだ?それに、その葉っぱ。
 その正体が分かっていて、手に持っているのなら、容赦はできないな。
 僕のヘレ・ウント・ブレンデンデ・シュティルン閃光をお見舞いしちゃうよ、いいかな?」
僕は言われてはっと気付いた。先ほどの写真の衝撃で忘れていたが、
これは堀井君やDQ部署にとっては極秘情報・・・とまでは行かなくとも、発売までは公表を控えるべき代物だ。
FF部署にも同様の物があるのだし、僕にだって堀井君の気持ちが分からないはずはない。
僕はすぐさま書類ファイルを棚へと戻した。

120 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/08 01:47 ID:rOV1dh5g
良スレ!!



121 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/09 04:16 ID:OW9F3QK2
ここの文章読んでるどわくわくしてくるよ・・・・!!

122 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/09 17:53 ID:B/I4Gu5B
>>26からこう発展するとは……w

123 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/09 23:19 ID:Y8tiGS3C
>>117
>堀井君は自分の交接を写真に撮るのが好きという趣味も持ちあわせていたのか。
SMキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

124 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/10 18:12:49 ID:A0pOlnqf
■eは怒るだろうけど、本人が見たらむしろ笑ってくれそうだな
ともかく、>119タンガンガレ!

125 :ハゲ×ヒゲ その13:04/09/11 12:42:02 ID:Jb5sgGnk
「ほら、堀井君、片付けたよ。これでよかろう。」
モニターの中の堀井君は、額に縦じわを作り、不快そうに舌打ちをした。
「坂口君、坂口君!まだ葉っぱを片付けていないじゃないか。そいつもしまうんだ。」
どうやら、堀井君にとっては、この押し葉はなにやら大切なもののようだ。
「しまうのはいいさ。しかし、こんな葉っぱは、未だかつて見たことがないよ。どんな木の葉なんだ?」
堀井君は明らかにうろたえた。モニタ画面がちらちらと点滅した。
「そ・・・そいつは、ほら、あちこちにあるだろう。ユリノキの葉だよ。香りがいいから、このあいだ拾ってきたんだ。」
なんと、堀井君にしても、できの悪すぎる嘘をつくものだ。
スクエニの周りにも、ユリノキが街路樹として植えてあるから、僕だって知っている。こんな形の葉じゃないんだ。
そこで、僕は堀井君をからかってみることにした。
「いいや、堀井君、そいつはなんかの間違いだろう・・・おお、分かったぞ!これは、イチジクの葉だろう。
 アダムとイブが知恵の木の実を食べてから、大事なところを隠すのに使ったとかいうあれじゃないか。」
そして、僕はベルトをほどき、ズボンのファスナーを開けてみるふりをした。
「そーら、ここにこうやってあてがって・・・堀井君も、ずいぶんと数奇者の下着を身に着けるんだな。」
そうすると、僕がさっき鼻に当てて香りを楽しんでいたのは、堀井君のあの部分のにおいを嗅いでいたということになる。
今になってやっと気がついたことだが、もう済んでしまったこと。致し方ない。
それよりも、僕は、この不思議な葉っぱの正体が気になりだしていた。
堀井君は、どうしてこれほどまでにして、その正体を誤魔化そうとしているのか?

堀井君は、今度は怒り出したようだ。
「さささ、坂口君!そんなところに当てるものじゃない!インキンタムシに使うんじゃないんだ。」
ぎくっ!堀井君は、ハゲだけじゃなくて、ひょっとしてインキンも患っているのか!?
それじゃ、痒い思いをするのは、この僕じゃないか!いや、痒くない・・・痒くないから大丈夫だろう。
「堀井君、こんな葉っぱで、白癬菌症が治るはずはないだろう。薬草じゃないようだし。
 いやいや・・・この形、このサイズ・・・薬草と言えるかも。大麻の葉とか・・・!」

 

126 :ハゲ×ヒゲ その14:04/09/11 13:03:07 ID:mHsHwzA3
堀井君はビックリしたのか、派手にのけぞってみせた。
「た・・・大麻・・・よくそんな発想が出るな。坂口君、僕がそんなものに手を出していたら、
 ドラクエなんて作っていられなくなるし、そうするといま現在のスクエニの発展はないよ。」
堀井君、だんだんむきになってきているようだ。よし、ここでもう一押ししてやれ。
僕は、葉っぱを両手で持つと、もしゃもしゃと丸めてみせた。
「や、やめてくれ、頼む、そんなことは、よしてくれええ〜〜〜!!」
モニタの中で、堀井君は絶叫しながら、雑巾のように体をねじりまくって身もだえしている。
堀井君の声のでかさに、DQ部署じゅうの社員の視線がいっせいにこっちに集中したようだ。
もちろん、叫んでいるのがこの僕だと思ったのだろう。まさか堀井君がパソコンの中にいるとは誰も思ってはいまい。
僕は、「なんでもないよ」と、身振りで部署員一同を静めた。
みんな、不安そうな表情はみせながらも、もとどおりに席について仕事に戻っていった。

「さて、堀井君・・・いま、社員たちの取った行動が、どんなものだったか見ただろう。
 君がこの葉っぱの正体を明かさないと、仕事が滞って、DQ8の開発も遅れてしまいかねないんだよ。
 それでもいいというのなら・・・僕がこの葉っぱを貰い受ける。
 そして、FF14が出るころになっても、DQ8は未だ発売せず、ということになるぞ。」
堀井君は、半分泣き顔になって訴えた。
「わかった・・・言うよ、言えばいいんだろう。
 そいつはアレだ、僕の頭に使う育毛剤のもとなんだ。」
思わず僕は自分の額に手をやった。もちろん、モニタに映る堀井君のと寸分違わぬツルピカのおでこだ。
「一枚しか手に入らないから、大切に取っておいたのに・・・坂口君が取り出してしまうから、こんなことに。
 さあ、ちゃんと説明したんだから、早くもとのファイルの間に挟んでおいてくれ。」
そんなに大切なものなら、ファイルなどではなくて金庫に入れておけばいいものだが。
と、ここで僕は、ある事実に気がついた。
「やっぱり堀井君も、髪の毛は欲しいんだな。
 なんなら、今ここで僕が、この葉っぱで薬をこしらえて、このオデコに塗ってしまってもいいが。どうだい?」

127 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/12 00:45:23 ID:Kz0NmKpN
腹が痛い。wwwwww
面白杉!!

128 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/12 08:33:34 ID:UJZB1JgC
一枚しか手に入らない葉っぱ、と言うと、やはりアレかなw

129 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/12 15:37:27 ID:vaXTTTCH
うまいねえ( ゚д゚)y─┛~~~

130 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/17 20:46:16 ID:OFmMIXQP
期待(;´Д`)ハァハァ

131 :ハゲ×ヒゲ その15:04/09/19 14:14:27 ID:cwp7/iaK
僕の突然の提案に、堀井君は度肝を抜かれたようだ。おびえて青白くなった顔が、モニタいっぱいに広がった。
「だめだ、坂口君、そんな事をされては・・・まだ、どのくらい効能があるかも分からないのに!
 その葉っぱを手に入れるには、とてつもない苦労がかかるんだから、
 もし失敗したら、一からやり直しになってしまう!
 頼むから余計な事はしないでくれ!」
堀井君が迫ってくるのとともに、パソコンまでもががたがた震え始めてきたのは、気のせいだろうか?
「そそ、そうだ!」堀井君が引きつった声のまま叫んだ。どうやら何事かを思いついたらしい。
「坂口君・・・その葉っぱを、鉢に植えてくれたまえ!挿し葉にするんだ。」
「挿し葉かい?いや、僕は、園芸にはさっぱり疎いんだが・・・」
「いいや、そいつなら、勝手に育ってくれるはずだから、君にでも挿し葉ができる。
 それに、ひょっとすると、いま病院の集中治療室にいる君の肉体を復活させることができるかもしれないんだよ?
 だから、さ、僕のためだけとは言わず、君のためにも、その葉っぱを挿し葉することは重要なんだ。
 水栽培でも構わない、やってくれ!頼む!」

僕の肉体うんぬんという話は眉唾ものだ。
だが、この葉っぱでハゲが治るかもしれないと言われては、僕だって使いたくなるのが人情だ。
──それに、将来僕だって禿げないとは限らないわけだし。
ソフトウェア開発会社で育毛剤を開発するのは気が進まなかったが、
ちょっとした緑を育てるくらいならべつだん構わないことだし、この葉っぱは手間もかからないようだから、
挿し葉にしてみても損はしないだろう。
僕は、屑籠に捨ててあった紙コップを拾うと、それに水を満たした。
そして、くだんの葉っぱを、その中に浸してやった。
「それで、堀井君、こいつをどうすればいいというんだ?」
「日の当たる窓辺に置いてやってくれ。」
堀井君の口調からすると、やっと安心してくれたようだ。どうにも手間のかかる・・・おっと、こいつは禁句。





132 :ハゲ×ヒゲ その16:04/09/19 15:34:22 ID:cwp7/iaK
僕は、日の当たる窓際に紙コップを持っていくと、窓を少し開いて、そこに置いてやった。
「さあ、これでいいだろう。堀井君も文句は無いはずだ。」
ところが、席に戻ってきてみると、パソコンの中で堀井君がうろたえたような目つきをして、こちらを眺めている。
「坂口君・・・坂口君・・・」
「不気味だよ、堀井君、そんなしゃべり方をされると・・・。それで、なにか用なのか?
 葉っぱは、君に指図されたように、窓際に置いたじゃないか。
 それとも、やっぱりファイルの間に戻してくれたほうがよかったとでも言うのか?」
「違うんだ。葉っぱはいい。問題は・・・その紙コップにあるんだ。」
「紙コップ?別になんでもない、普通の紙コップだろう。会社で一括購入しているただの備品じゃないか。
 水栽培ごときにわざわざ新しいのを使うこともあるまいと思って、屑籠にあるのを拾っただけだぞ。」
堀井君は、いかにも不安だというように、うつむいてしまった。モニタ面積の半分をオデコが占めた。
心なしか、そのオデコの輝きも、いつもよりかなり薄れているようだ。本気で悩んでいるらしいぞ。

「そのコップは、僕がおとといあたりに、栄養ドリンクを飲むのに使ったやつのはずなんだ。
 瓶からだと飲みにくいから、コップについで飲むようにしているんだが・・・」
なるほど、栄養ドリンクのおかげで有り余った精力を、僕をホテルで押し倒すのに利用したというわけだったんだな。
そんなことを思いつつ、堀井君の話を聞いてやっているうちに、部屋の中が急速に薄暗くなり始めた。
夕立になるのだろうか?いや、それとは違うようだ。空気の色がどことなく青ばんでいる。
「ああっ!ややや、やっぱり大変なことになってしまった!」
堀井君が窓辺を見やるなり叫び声を上げた。僕も窓際を見た。そして、ショッキングな物体を目撃した。
先ほど紙コップに挿したときには、まだ一枚きりの葉っぱだったのに──
いまや、天井につっかえて、それでもなお伸びようとしている、豊かに葉を茂らせた一本の若木を。
もちろん紙コップはとっくに破れてしまっている。根っこは窓の外にはみ出しているらしく、ここからは見えない。
「こ…このままじゃ、下の道路に落ちてしまう!」


133 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/20 10:28:11 ID:1dZF3yBR
どんな展開だよ!w

134 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/20 21:18:55 ID:TbRq5KdT
展開が予想できないなぁ 駄スレだと思ってたのに

135 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/09/21 03:03:10 ID:bMBFuIbP
なんだか変わったスレが立っているようなのだが・・・

すぎやまこういち×植松伸夫でカプばな〜
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1095636977/l50


136 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/21 13:49:52 ID:LIDF5d1T
クラウド×すぎやまこういちでカプばな〜
http://game8.2ch.net/test/read.cgi/ff/1092418033/

こんなのも

137 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/23 22:46:46 ID:Q3KZ0dMa
保守あげ

なんか読んでいて、非常に癒されてしまいます。作者さん頑張れ

138 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/23 23:56:34 ID:B4BpdnO6
ハゲタソ速報!
最近のハゲタソは、常に帽子かぶってるらしいよ。そうとう来ちゃったのか。

139 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/24 18:48:43 ID:uc4sBtw3
良スレ

140 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/24 19:37:39 ID:fYTHsJbq
>>138
これですな?
http://www.famitsu.com/game/event/2004/09/24/264,1096003541,31223,0,0.html

141 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/24 20:42:29 ID:CKFq7PTk
>>140
それだ!似合ってないな。ハゲしく似合ってないな。

142 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/24 21:16:04 ID:NtJchFq0
よくもまあぬけぬけと

143 :ハゲ×ヒゲ 作者 & その17:04/09/26 00:09:01 ID:fpGNdQ+V
>>140 似合っていない、というか、まるで炭鉱夫のおっちゃんのようで、見た目が冴えない。
しかも、炭鉱夫ならもっと精悍なはずだが、どうにも貧相ですな・・・。
ここでハゲタソが帽子コレクションをしているのであれば、少しはカッコいいのだろうが。


僕は、木をつかもうとして、慌てて窓辺に駆け寄った。だが、一足遅かった。
木は開いた窓から、下の街路へと落ちていってしまった。
「あ〜あ、やっちまった。」
モニタの中では堀井君が呆れたような声でしょげてみせている。
おいおい、そもそもは堀井君の頼みごとを聞いてやったためなんだぞ。少しは自責の念を持ってくれたまえ。
もちろん、木をほうっておくわけには行かない。僕は部署を駆け足で抜け、エレベーターで1階へと向かった。

表に出てみると、街は大騒ぎになっていた。
例の木は、道路の真ん中に転がって、枝葉や根を街灯や標識に絡ませながら伸びている。
あたりは自動車のクラクションの音と、道行く人々の叫び声で、耳がつんざけるようだ。
とてもじゃないが立っていられるような状態ではない。
いつしか、木は道路幅いっぱいにまで伸びていた。
「こ、この後はいったいどうなるんだ・・・??」
おびえつつ見守る野次馬たちの足元で、アスファルトがぴしぴしと振動を始めた。
「わああっ!じ、地震だぁ!!」
見る見るうちに道路には一面にひびが入り、そこから水がにじみ出してきた。水道管が破れたのだ。
水を得て、成長に支障をきたさなくなってしまった木は、たちまち今までの何倍ものスピードで、
めまぐるしく成長し始めた。そう、スクエニ本社の前の地面に根を張って、である。
あたりのビルが、ぎしぎしと揺れ始めた。傾きだしたものもあるようだ。
ビルの窓ガラスが、一枚、また一枚とひびが入って割れていった。
ショッキングな出来事に、唖然として突っ立っていた僕は、この期に至ってやっと大事なことを思い出した。
「しまった・・・!堀井君が危ない!」


144 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/27 00:13:23 ID:C1Edngk9
続きキタ━━━━(・∀・)=○)´Д`(○=(・∀・)━━━━━!!!!

物凄い展開になってきたな
すでにカプばなの領域を超越しとるw

145 :ハゲ×ヒゲ その18:04/09/27 02:06:58 ID:6LKSTmXB
僕は社屋に駆け込むと、エレベーターのボタンを押しまくった。駄目だ、動かない。
ビルが振動しているので、自動制御がかかっているのだろう。
僕は階段を駆け登った。慌てふためいて駆け降りてくる人たちと、何回となくぶつかりそうになった。
「す、すみません、すみません!」
それでもなんとか部署に到着した。まずは堀井君を救い出すことが先決だ。
さいわい堀井君が入り込んだのはノートパソコンだから、パソコンごと運び出せば片がつく。
なにしろ、僕がLANケーブルを抜いてしまったのだから、逃げることができないはず。
パソコンと運命をともにしてしまうのは、あまりにも忍びなかろう。

巨木の出現と、社屋の震動とのために、あたりが上を下への大騒ぎになっているなか、
僕は奥の机への通り道を探してあちこち見渡し、はっと気がついた。
「ここはDQの部署ではない・・・FFの開発部じゃないか。」
どうやら、気が動転していたために、堀井君の机ではなく、いつもの自分の席へ向かってしまっていたようだ。
ええい、ついでだ。このままビルが倒れてしまうなら、僕自身も避難しなければならない。
大急ぎで、ファイルそのほか、こまごまとした荷物をかき集めた。
周りはみんな、自分のことに必死で、「堀井さんが坂口さんの荷物をかっさらおうとしている」なんてことには
全く気がついていないようだ。それはそれで、こちらにとってもありがたい。

「さあ、DQ開発部へ向かおう!」
床材が波打って剥がれてきたようだ。その上を、僕はDQ部署へと走っていった。
DQ部署の人は、ほとんど逃げてしまっていた。ええい、皆の衆よ、堀井君の身の安全は考えないのか。
ドアのセキュリティロックは、外れていた。というより、ドア枠がゆがんで、鍵がきちんと締まらなくなっていたのだが。
僕は、急いで堀井君の机へ向かった。
「よかった・・・無事だ。」
パソコンは電源が入ったままになっていた。モニタ画面の中では、土気色になった堀井君の顔が、
逃げ道が奪われていることを悟ったらしく、必死さのあまり失神しそうな表情で、あたりを見つめている。

146 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/27 20:01:01 ID:nxx4fd0j
(・∀・)イイヨイイヨー
何かホーリーの必死っぷりが可愛らしく思えてきた…

147 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/09/28 05:32:14 ID:VfjJxA5z
ホリハゲタソ、まずは救出されてよかたね!サカヒゲタソに感謝しなくちゃね!

148 :1:04/10/01 20:44:20 ID:ZjOqUMHF
保守

149 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/02 00:05:16 ID:1qSM+Fmu
カプばなの定義を超えたスペクタクルな展開に!!
禿を気にする堀井かわいいな。

150 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/03 01:16:42 ID:rdwpIgYn
保守age
しかし読んでいてドキドキするのは展開なのか話の面白さそのものか

151 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/03 02:55:14 ID:/VaLM2Wa
もともと土気色な印象だが、いつもてんぱってるのかな。>ハゲタソ

152 :ハゲ×ヒゲ その19:04/10/03 22:48:54 ID:FelAUYm6
駆けつける僕の姿を認めて、堀井君は画面にへばりつき、のどが割れんばかりの声で叫んでいた。
「さかぐちくぅ〜〜〜ん!!たすけてぇくれえぇ〜〜!ビルと心中するのは嫌だよぉ〜〜!!!」
僕は急いでパソコンから電源ケーブルを抜いた。そして、パソコンごと堀井君を連れて行こうとして、
両手がファイルやら書類やらでふさがってしまっているのに気がついた。
「うわ、この緊急時に、なんて邪魔な荷物があるんだ!」
そのとき、僕は、堀井君の書棚の脇に、紙の手提げ袋がいくつか放置してあるのを見つけた。
これを借りてしまえ。僕は、袋を取ると、その中にファイルや書類やその他の小物を一切合財詰め込んだ。
そして、右腕には堀井君入りのノートパソコンをしっかりと抱え、左手に紙袋を持った。
それを待っていたかのように、僕の目の前のガラス窓を突き破って、巨大な枝がバリバリと入り込んできた。
「もう逃げなくては!」
「さ、坂口君!パソコンを閉じたらなんにも見えないよ〜!」
こんな命に関わるときに、堀井君は、ずれた事をのたまっている。
ノートパソコンなのだから、二つ折りにしなくちゃ持ち運びの足手まといになるだけなのに。
「堀井君、しばしの辛抱だ!」
僕はそれだけ言うと、パソコンと紙袋を持って階段へ猪突した。
途中で蛍光灯が落下していたり、壁材がはがれて浮いていたりしていたが、そんなことはほとんど無視していた。
堀井君の命を救うために、そして、僕の魂を、元通りの僕のヒゲつきの肉体に収めるために、
僕はダッシュで階段を駆け降り、社屋の外へと向かった。
なにしろ、僕が自分の肉体にふたたび戻れるか否か、その鍵を握っているのは、堀井君だけなのだから・・・!

「ああ・・・坂口君、君のハートの激しい鼓動が聞こえるよ・・・。」
胸に抱えたノートパソコンの中で、堀井君がいきなり突拍子もない発言をした。
僕は思わず、パソコンを抛り出すところだった。
「あ、そうか。いま僕を抱いているのは、僕自身の体だったなあ。
 だから、ドキドキ言ってる心臓も、僕のものだった。あっはっは〜。」



153 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/03 22:57:32 ID:7f6f9anG
どーしよーもない性格だな、ハゲタソ…
パソコン抛り出してもいいよ、ヒゲタソ。

154 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/06 01:22:27 ID:ij6P4nt9
1歩間違えればハゲが萌えキャラになっちまうぞw

155 :ハゲ×ヒゲ その20:04/10/08 01:09:56 ID:8q/Woy8B
とにもかくにも、僕は堀井君を抱えたまま、ビルから無事避難できた。
あたりの地面はまだわずかに揺れ動いている。頭上は大きな木が枝を広げていて、太陽の光を遮っている。
道路は瓦礫が散らばっていて、とてもではないが歩ける状態ではない。
木の根元では、消防隊員に警察、それに自衛隊がピケを張っていた。
「はい、避難して、避難して!ここは危ないよ!」
警官の誘導のままに、僕らは2kmほども離れた場所まで避難するはめになった。

街は、突如出現した木を眺めようとする野次馬でごった返している。
空に届きそうなほどに伸びてしまっているので、ここからでもはっきりその姿が拝めるのだ。
僕は、とりあえず腰を落ち着けられそうな場所を探して歩いた。
堀井君といろいろ談判しなければならないし、それに、この騒動で疲れてしまったようだ。
だいたい堀井君の体は、オデコが必要以上に広いうえに、僕には使い勝手が向いていない。
はやいところ自分の肉体に戻る手段も見いださなければならなかった。

「お〜い、坂口君。現在位置はどこなんだ?早く落ち着けるところに行きたいよ。」
パソコンの中から堀井君が呼びかけた。表の様子が見えないためか、不安がっているようだ。
「今かい?ええと、ここは・・・」僕は住居表示を探した。
そして、現在位置が、偶然にも僕の肉体が安置してある病院の至近距離にあることに気付いた。
僕は、堀井君にこの事実を告げた。
「ついでだから、坂口博信の肉体の調子はどうなのか、尋ねていこう。」
そして、僕らが病院のそばまでやってきたときのことだ。
「おい、あいつ、堀井だぜ!」
「マジかよ!」
若者の叫ぶ声と、こっちへ駆けてくる足音が聞こえた。僕は身の危険を感じ、振り返ってみた。

156 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/09 19:55:56 ID:ugHP+g5G
良スレ

157 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 04:46:47 ID:pmgZe9pY
続きには、下記のお約束をお願いしますね!

>「あ、堀井雄二だ!」
>「堀井だ!堀井だ!」
>「ドラクエの堀井だ!」
>「すげえ、ほんとにハゲてる!」
>「ハゲゴンクエスト!」


158 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 14:36:48 ID:FenZBtf/
>>157
何度見ても禿藁

159 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/10 19:49:11 ID:Xvxxyugm
「おい、堀井雄二だぜ!」
「まじかよ!」
「ハゲゴンクエストの堀井だよ!」
「すげぇ、頭が本当にラーの鏡だ!!」

160 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/10/12 03:01:08 ID:rJpKz7N3
ハゲゴンクエストがこれほど好評とは。(^∀^)
ラーの鏡というのも絶妙ですな。


振り向いて僕が見たのは、二十歳くらいの男三人だった。
そろそろ廃れてきたはずのパツキン頭(この言い方自体古いか)に、耳と唇のおびただしいピアス。
僕のいや〜な予感は的中しそうだった。
「こっち向くんじゃねぇよ、堀井!」
「てめえのデコで日光が反射して、まぶしいんだよ!」
「ラーミアの卵!プラチナヘッド!へへっ、こんなセリフ思いつくなんて、俺って頭いい〜。」
目上に向かって、なんという口の利き方だ。こんな人間には、FFもDQもその他のゲームも遊んでほしくないものだ。

「ハゲゴンクエスト、いらねーや。クソゲーが。」
若者の一人が毒づくと、僕のほうへ大股で近寄ってきた。
これはまずい展開になってきたようだ。あいにく、周りに人影はない。
三十六計なんとやらだ。僕は病院へ入ることを後回しにして、その場から足早に立ち去った。
だが、すぐ後から、三人が大股走りでついてくる。

「堀井!てめぇのせいで、坂口が死んだんだぞ!」
思わず僕は振り返った。いつの間にか、一般の人にまで噂が広がっていたらしい。
だが、あの若者の発言は、見当違いも甚だしいというものだ。
そもそも、坂口博信は、肉体も魂もいまだ死んでなどいない。勝手に殺されたくはないぞ。
それに、どういう理屈をもってすれば、堀井君のせいで僕が死んだという方向へ話が進むのやら。
これはぜひとも一喝してやりたかった。
だが、相手は、僕の話に耳を貸すような態度の人間ではなかった。


161 :ハゲ×ヒゲ その22:04/10/12 03:25:26 ID:rJpKz7N3
「坂口君は死んでなんかいないぞ!過労で倒れただけだ。静養すればもとどおり復帰できるさ。」
僕は叫ぼうとした。叫んだつもりだったけれど、堀井君ののどを借りて大声を上げるのは、僕には無理だった。
「はあ?聞こえねえな。」
近寄ってきた若者が、僕の襟首を引っつかんだ。ワイシャツのボタンが二つばかり飛んだ。
僕は、堀井君が入ったノートパソコンと、資料が入った紙袋をしっかりと胸に抱きかかえた。
その僕の腕を、別の若者がやってきてひねり上げた。
「あたたた・・・君らは、なんて事を…」
その凶暴な手口に、思わず僕は叫び声を上げてしまった。
「やーい、取ったぜ、取ったぜ!」
なんと、こともあろうに、連中は堀井君を…もとい、パソコンを僕の胸元から奪っていった。
「そ、それは駄目だ!返すんだ、君たち!」
だが、言動から察するところ、三人はアンチドラクエ派のようだった。
そんな彼らが堀井雄二の言うことを聞くはずもない。

三人は嘲るような笑い声とともに駆けていった。僕は、愕然として、彼らを見送るのみだった。
しばらく行ったところで、連中の一人が、四角いものを宙に放り上げるのを見た。
「あああ・・・」思わず僕は走り出してしまった。
なにしろ、その物体は、他でもない、くだんのノートパソコンだったのだ。
あれが壊れたら、堀井君の魂はもちろんのこと、僕の肉体だって最悪の末路を迎える羽目になる。
そんなことになれば、FFもDQも間違いなくおしまいだ。
スクエニの看板ゲームの破滅だけは、なんとしてでも阻止しなければならなかった。

・・・だが、駆け寄ろうとした僕は、歩道の敷石につまずき、転んでしまった。
そして、ノートパソコンはアスファルトにぶつかり、火花を散らしながら見るも無残に割れてしまったのだ。


162 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 04:25:53 ID:HtiGBEHt
水を差すようで申し訳ないのだが、ハゲはワイシャツを着用しない。
いつもTシャツ姿。もしくはその上に柄シャツか黒シャツをボタンはずして羽織っている。

なわけで、その少年たちは、服装で「これはハゲタソらしくない」と見抜けなかったという展開でw

しかし! ハゲタソの魂は 一体どうなってしまうのかっ!(ハゲタソ調)

163 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/10/12 22:07:25 ID:rJpKz7N3
>>162
そうなのか。ハゲタソはワイシャツを着ないというのは知らなかった。
じゃあ、「ワイシャツのボタンがちぎれた」のではなくて、
「Tシャツの襟元が引き裂けてしまった」という展開に、脳内変換プリーズ。
そして情報サンクスアロット。

言われて思い出したが、>>140のリンク先の写真でも、たしかにスーツは着用してはいなかったな。
帽子ばかりに気を取られていて、よく見ていなかったのだが。


164 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 22:19:08 ID:HtiGBEHt
>>163
>「Tシャツの襟元が引き裂けてしまった」
この表現、面白い!さすがハゲ×ヒゲさま!w

そういえば、昔はハマショーのような大きな真っ黒のサングラスをしていたが
今はナウなヤング(死語)を意識してか
最近は、少し濃い目程度の小さめのやつに替えたね。

165 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/12 23:29:41 ID:xKhsYK5x
ときどきageないと落髪しそうで……

うろたえるヒゲタンに萌え

166 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/10/14 00:42:38 ID:AoBuOGaJ
>>164さん
堀井様も、寄る年波には勝てず、サングラスの色を薄くしないと周りが見えにくくなっているのでしょう。
正直、まだまだ頑張って、さらに新しいDQを出してほしいものです。

>>165さん
上げサンキュー。定期的に見ているので、dat落ちはしないとは思いますが。
落髪という言い表しかたが面白いですね。

167 :ハゲ×ヒゲ その22.5:04/10/16 16:38:54 ID:qSkR6cRP
急ぎの用があるので短く書き込み。


「あ・・・あいつら・・・」
思わず僕は汚い言葉を吐くところだった。
少年たちは、そのまま振り向きもせずに、笑い合いながら去っていく。
パソコンのディスプレイは無残にも割れ、中から黒い液体が流れ出している。液晶だろうか。
キーボードやコネクタからは火花が飛んでいた。あたかも二度とパソコンが使えなくなったことを示すかのように、
そして堀井君の魂を鎮めようとするかのように。

168 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/18 10:00:22 ID:hP4th9L9
これでDQ8は延期になるのかな。

169 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/19 22:25:08 ID:bs/Us4v6
いつも楽しみに拝読させていただいてます。
>>152の最後から5行目あたりからの、忘れたころにやってくるハゲ氏のヒゲ氏に対する
妙な執着に笑わせてもらいました。
続き楽しみにしてま〜す。


170 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/20 23:58:26 ID:iZMMl4gj
坂口氏はいたストについてどう思っているんだろうか
やはりそれには萌えるドラマがあったのかな

171 :ハゲ×ヒゲ その23:04/10/21 01:03:16 ID:CUkq61Wo
>>170
きっと萌えたのではなかろうか。
このSSもどきにも、いたストの話を織り込みたいのだが、
入れる隙間がなかなか見つけ出せなくて往生している最中であります。


パソコンから漏出した黒い液体は、煙のように浮かんでいった。そのまま消えてしまう・・・
僕はそう思ったのだが、どうも様子が違うようだ。
宙に止まったまま、全体はもやもやとかすんでいるが、煙の構成粒子の一つ一つはハイスピードでうごめいている。
ちょうど蚊柱を連想すると分かりやすいかもしれない。あまり見ていて気分の良いものではなかった。
僕は、自分がサングラスをかけていることを思い出した。
そして、このもやもやを肉眼で直視しなくてもいいことに気付いてほっとするとともに、
サングラスの提供者であり、再び会うこともまかりなかろう堀井君のことを追憶した。
「堀井君・・・水面下で進行中の、いただきストリートのことは、僕に任せてくれたまえ・・・。」
だが、僕の判断は、少しせっかちに過ぎたようだ。

煙のような黒い粒子が、おもむろに色合いを帯びてきた。まるで虹のようだ。
そうしてきらきらと鮮やかなネオンのように輝きだしたかと思うと、そこには、
僕がてっきり会えなくなってしまったかと早合点した堀井君の巨大な頭部が浮かび上がっていたのだ。
「ふっはははは!堀井雄二はこんなことくらいで破滅せん!
 やあ、坂口君。君には面倒をかけたね。でも、もう大丈夫さ。
 また自由に動けるようになったからね。」
堀井君は、巨大な笑顔をこちらに向け、僕に話しかけた。
動くたびに、オデコがきらきらと虹色に輝いている。サングラスがなければまぶしくて直視できないだろう。

172 :ハゲ×ヒゲ その24:04/10/21 01:26:34 ID:CUkq61Wo
ちょうど立体ホログラムのような堀井君の巨大な頭は、当然ながら道ゆく人々の注目をも引きつけた。
人々がぽつりぽつりと周りに集まってきて、呆然とした目で堀井君を見ている。
どうやら、先ほどの糞ガキ、もとい、少年たちも、この巨大堀井の出現に気がついたようだ。
こちらを振り向いて眺めている。
そう、僕ら普通の人間と、堀井君との状態を具体的に述べてみれば、
FFのラスボスと、その前に立つ戦士たちの図式にそっくりなのだ。
もちろん堀井君がラスボスで、僕らが戦士だ。
おおぜいの人たちの注目を浴びるなか、堀井君は嬉しそうにケラケラと笑っている。
頭と首だけの存在で。

「いや〜、坂口君。さっきパソコンを放り出しやがった連中は、正直言って頭にくるねえ。」
堀井君が急に真面目な顔になると、話しかけてきた。
「そ、そうですね、堀井君。ああいう連中には、テレビゲームなど一切プレイして貰いたくないものですね。」
一般ピープルもおおぜい見ている手前、堀井君にタメ口は利けない。
なんたって音に聞こえたハゲゴンクエストの堀井君なのだ、
ゲームにとりたてて関心のない人にとっては、僕よりも堀井君の顔のほうが馴染みがあるだろう。
ここでおかしな言動を取ってしまうと、後からどんなとばっちりが返ってくるかもしれないのだ。
『せめて人目につかないところで出現してほしかった・・・。』僕はそう思ったが、もう遅い。

「ああいう手合いには、それなりの応酬を与えてやらないといけないな。
 そう思うだろう、坂口くん?」
堀井君は言葉を続けた。
「そりゃあ、僕だってそう思いますよ・・・あっ!」
僕は声を上げてしまった。
発言するが早いか、堀井君が、あの三人の少年に向かって飛んでいったからである。
しかし三人は、いきなり迫ってきた巨大なハゲ頭におびえるどころか、指をさして嘲り笑っている。
「うわっ!すげえ!堀井の幽霊だぜ!ギャハハハハハ!」

 

173 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 01:39:10 ID:A6l0jydf
>>172
おヒゲの不自然な敬語に萌え
しかし凄い展開だ毎回

174 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 01:46:42 ID:ICpVDs+X
光を放ちながら頭部だけで特攻かます堀井萌え

175 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 02:16:28 ID:5oaG0BR3
>「うわっ!すげえ!堀井の幽霊だぜ!ギャハハハハハ!」

状況が分かってないな、この若者はw

176 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/21 02:38:25 ID:Dly2oNhs
台風の目のようなハゲタソの頭…
周囲だけ晴れ。虹も出ている。すげーや、ハゲタソ

177 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/24 14:50:23 ID:7k0Kgbnz
                       _,,,-‐-、,,-─-、,,
                        ,,-─'' -、  ,,ニ二、 ゙ヽ
                      / ,r'" _,,r'ヾヽ  ゙ヽ ヽ ゙l、
       ─┼‐           // ,,r'"    ^ヽヾ ヽヾ i、       で
        ○           // / /        |ヾ l、ヽ   i、    堀  、
.         ノ         ,l,// /          | ゙l゙l゙l ゙l  i i    井 誰
          ヽ        ,l/l l,l/  _    _ ,!  |ヾl |゙l l ゙l    雄 が
.          ⌒l      ///⌒l ‐''"ヽ     ,,r‐\ !l:ト、ヽ | ゙|   ニ  ・
           ノ  ヽ  _//||(く| /;;;;;;;;;)-‐-/;;;;;,,,、ヽ .iレ⌒l l ゙l   だ  ・
           _,, ⌒l  ノ l゙lヽl ヾ;;;;;;/   l;;;;;;;;;;;;;〉  li /〉l ハヽ   っ  ・
        _,,-‐''"   ノ    !llしl   ~〈   .ノ`''‐-"   .|i,// l | |ヾ  .て
      /  ヾ ヽ    う  l || l ゙l   (l ,/-   / :/|ノ人゙l、゙l::   ?
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178 :ハゲ×ヒゲ その24.5:04/10/25 02:35:20 ID:yJgVhKaK
さすがの堀井君も、少年たちの態度には堪忍袋の緒が切れたようだ。
「ぼ、僕を怒らせたな〜!」
大きく口を開いて飛んでいく堀井君の頭部。こちらからはその後姿しか見えないが、
たぶん目をぎらぎらと光らせ、歯もむき出しにして、少年たちを噛み砕こうとしているに違いない。
僕は固唾を呑んで見守っていた。

179 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/25 03:11:12 ID:xlNmK2m2
差し歯が取れそうな予感。

180 :ハゲ×ヒゲ その25:04/10/27 01:07:46 ID:3Y3KmtBY
堀井君はぐんぐん飛んでいき、たちまち不良少年どものそばにたどり着いた。
少年たちがいささかたじろぎながらも、相変わらず相手をなめた態度をとって堀井君を見下しているのが、
離れたここからでも良く見えている。
また指をさして言っているようだが、今度の声は小さくてあまり聞こえない。
だが、内容は想像できる。
どうせ「サングラスがダッセエなあ」とでも言い合っているのだろう。大きなお世話だ。
自分の体が堀井君からの拝借物であることを、僕は忘れていなかった。
堀井君が馬鹿にされるポイント・・・それは、そのまま、今の僕自身が侮辱される点に相当してしまうのだ。
堀井君のどんな点がからかいの対象になるかを見極めて、そこを是正していかなければ。
うん、そうしてこそ、世界に名を馳せたゲームクリエイターたる坂口博信の面目が保たれるというものだ!

僕がこんな事を思い描いていた、その瞬間だ。
「き・み・た・ちぃ〜〜。目上に対して呆れるばかり無作法な態度を取るやつだな!
 君らのような手合いには、口で善悪を説いてやっても、何の効果もないだろう。
 僕がこんな幻のような姿になっちまったのも、君らの責任だぞ。
 こうなったら、君たちに、お仕置きをしてやらなくっちゃ!僕の名にかけて・・・!」

ビルの谷間に、堀井君の銅鑼声がこだました。
「僕の名にかけて・・・
     名にかけて・・・
       名にかけて・・・

 堀井雄二の名誉にかけて・・・!!
   ホリイユウジの名誉にかけて・・・!!!
        ホ・・・リ・・・イ・・・・・・!!!」

堀井君の頭が、ぎらりと粘っこく輝いたようだった。

181 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 16:22:33 ID:JdcP94MF
すごい呪文だ!www
凡人では思いつかんくらいすごい!!

182 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/27 22:10:03 ID:TRL8vD+Q
堀井のホーリー!!!
これが噂の古代種って奴か…

183 :ハゲ×ヒゲ その26:04/10/29 02:07:51 ID:VUTEKsgh
堀井君(の巨大な頭)は、縦方向にぐるぐると回転を始めた。回りながら叫んでいる。
「見よ、これぞ神の光!受けよ、天のやいばを!
 かのファイナルファンタジーの坂口君が僕の名に捧げた、聖なる力の魔法、
 清めの魔法、これぞホーリーだ!!」
・・・おいおい堀井君、そんな前口上は、FFの魔法には必要ない。DQの呪文にだってなかろう。
それに、僕は君の名に捧げるために、ホーリーの魔法を考案したわけではないぞ。
ホーリーは英語のHOLYに由来する、そんなことは堀井君だって百も承知のはずだ。
だが、激昂して躁になった堀井君には、何を話しても、通じなかろう。
僕は無駄な手出しをするのを諦め、成り行きに任せていた。

「ホーリィホーリィホーリィ〜〜!!」
堀井君が叫んでいる。やがて、空のかなたから、純白の光が幾つもの玉になって降り注いでくるのが見えた。
たちまちあたりは光で満たされる。
それと同時に、強烈な風圧のようなエネルギーを全身に受け、僕はそのまま突き飛ばされてしまった。
次に気がついたとき、何もかもが光の押し寄せる前のとおりになっていたが、
周りに立っていた人たちは、僕と同様に、道ばたに倒れこんでいた。
堀井君の頭は、まだ宙でぐるりぐるりと縦回転を続けている。
「あの少年たちは・・・?」
僕は三人の姿を探したが、影も形も見当たらなかった。
それもそのはずだ。あの三人は、堀井君が回転しながら、とんちんかんな前口上を唱えているあいだに、
しっかり逃げ去ってしまっていたのだ。
僕は、光が辺りの街並みを包み込む、その一瞬前に、三人がどこへともなく走っていく姿を思い出した。
堀井君は、この事実に気がついているのだろうか。

184 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 16:02:33 ID:GP4jnNNk
堀井とホーリーをかけてるのかw

スレタイがああな割に結構進んでると好奇心で覗いたら・・・
とんでもない超展開の話になっていたのか!
話作ってるハゲ×ヒゲ氏すごいです。

185 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 21:01:25 ID:PS1vK4Zd
ヤバい感じに下がってるので
ここらで一度hageておきますね。

しかしいつもものすごい展開だ。

186 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/29 21:04:13 ID:PS1vK4Zd
しまった失敗
hageあがれハート!!

187 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/10/30 09:49:10 ID:Fvblpl0F
さすがホリイだ、ハゲてもなんともないぜ!

188 :ハゲ×ヒゲ その27:04/11/02 02:34:33 ID:XsnKtAuF
「ふっははははは・・・おやぁ?」
どうやら、堀井君も、あの三人のなきがらが目の前に倒れていない事実に気付いたようだ。
「なな、なんとっ!かの坂口君が創造して、この僕がその名にかけて放ったあの呪文を、
 あのバカ餓鬼どもは受け取りもせずに逃げていってしまったのだな!?」
堀井君の頭が徐々に紅色を帯びてきた。
「くっそ〜、覚えてろ、覚えてろっ!今度出遭ったら、ザラキーマをお見舞いしてやるから!
 ええいっ、ザラキ、ザラキ、ザラキ〜〜!!」
空から小さいものがぽたぽたと落ちてくるのが見えた。なんと、ハトやスズメの死骸である。
かわいそうに、堀井君が腹立ちまぎれに放った死の呪文の犠牲となってしまったようだ。
(ここで付け加えておくが、FF開発者の僕、坂口だって、DQの呪文くらいひととおりの知識として持っている。)

このまま堀井君が際限なくザラキを唱え続けているとどんな状況に陥るかは、たやすく予想できた。
いまこの場にいるのは、僕と堀井君だけではないのだ。無関係の大衆を巻き込むわけには行かない。
だが、ああやって死の呪文を叫び続けている堀井君のそばに行くことは、すなわち自殺行為といってよいものだった。
僕はどうしても二の足を踏んでしまう。
そうやって躊躇しているうちに、僕の周りには、だんだんと人だかりができていた。
いつの間にか、パトカーや消防車までが現れたようだ。
そのうち自衛隊や駐留米軍までやって来るのではなかろうか。
暴走状態の一歩手前である堀井君を、犠牲者を出さずに落ち着かせる方法はないものか・・・?

なんだ、僕自身が、堀井君にとって何物にも替えがたいものを所有しているじゃないか。
つまり、堀井君の本来の肉体だ。まさか、自分自身を殺してしまうような堀井君ではあるまい。
僕は、数歩離れたところに停車していたパトカーを見つけると、そこへ近寄って頼んだ。
「申し訳ありませんが、拡声器があれば、お借りしたいのですが!」
警察官は、僕の顔と、向こうに浮いている顔とがそっくりなのに戸惑いつつも、快く拡声器を貸してくれた。


189 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 01:28:45 ID:OZs16R+H
良スレ

190 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 12:24:09 ID:tRrOIli8
まあヒゲだってキルやデスなどの魔法を使って普段はうっぷん晴らしをしてると思うのだが(w

191 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/03 23:41:33 ID:qwkIN6dS
クリフトのセリフだっけ?
「ええいっ、ザラキ、ザラキ、ザラキ〜〜!!」

192 :ハゲ×ヒゲ その28:04/11/07 02:05:11 ID:jY/cpl14
僕はパトカーに据え付けてあったメガホンを手に取ると、向こうでいまだ回転をし続けている堀井君へ呼びかけた。
「あ、ああ、あ、ただいまマイクのテスト中〜、堀井君、堀井君、無駄な殺生をするのはやめたまえ!
 君の周りを見たまえ、鳥が何羽も死んでしまっているじゃないか!
 すべて君が、死の呪文を放埓に投げかけたせいだぞ。
 そのまま呪文を唱えていたら、こんどは街の人たちが犠牲になるじゃないか。
 たたでさえ、今の君のその姿に、誰もがおびえているというのに!
 生き返らせろとは言わない、せめて余計な呪文を唱えることを慎んでくれたまえ!」

堀井君はルーレットが止まるときのようにゆっくりと回転速度を落とすと、僕のほうをじっと眺めた。
否、見ていたのは僕だけではない。周りに雲霞のごとく集まった群衆をも視野に納めていたのだ。
その堀井君に向けて、何台もの携帯電話のカメラレンズが向けられている。
あんなものを撮影して、どうするのか、頭を悩ませるところだが。

堀井君は、辺りをひとわたり見渡すと、今度は僕自身を見据えてのたまった。
「オッケ〜!鳥たちにはかわいそうなことをしたな。ザオリクしておこう。
 だが、それにしても許せないのは、さっきのガキどもだ。見つけ出したら即刻マダンテだな。」
マダンテといえば、たしか強力な爆発呪文。そんな事をされては街が破壊されてしまうではないか。
僕らはゲームクリエイターだが、ゲームの世界と現実とを混同するわけには行かないのだ。
堀井君の暴走を止めようと、僕は再びメガホンで怒鳴ろうとした。
「堀井君、堀井君、また暴力沙汰を・・・」
と、ここで耳をつんざくような金属音。メガホンがハウリングを起こしたのだ。
周りの警官も、一般群集も、顔をゆがめて、耐えられないといった表情を作っている。なんてこった。
そして、堀井君も、顔を引きつらせていた。


193 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/07 02:58:51 ID:jY/cpl14
「ぐわわわぁぁ!坂口くぅ〜ん、その音は、その音は・・・!!」
この『キィ〜ン』というハウリングを聞いて喜ぶ人はいないだろうが、堀井君は少し慌てふためきすぎかな。
「慌てるな・・・」と僕は叫ぼうとして、メガホンを口に持っていこうとした。
そのとたん、堀井君がつむじ風のように僕の目の前へすっ飛んできた。手を延ばせばぶつかりそうなほど近くにまでだ。
「わ〜っ!!それは、それは、下ろしてくれぇっ!二度と触らないと・・・」
堀井君の巨大なハゲ頭が、顔面をしわくちゃにし、引き裂けんばかりに大きく口を開いて叫んだ。
こうしてすぐ目の前で見ると、大型バス一台がすっぽり入ってしまいそうな巨大なシャイニングヘッドだ。
「少し取り乱しすぎだよ、堀井君。たかがハウリングくらいで・・・
 いや、それとも・・・!?」
その瞬間、僕の脳裏に閃くものがあった。
こいつはただのハウリングじゃない。堀井君が慌てるところを見ると、魔力が備わっているのだろうか。
だとすれば、このハウリング音は、怪音波なのかもしれない。
天下に類なき堀井君とはいえ、レベル半減の作用から免れることはできないというわけか。

僕はパトカーを眺めた。どこにでもありそうな、白と黒のセダンだ。警官の私物らしき座布団まで敷いてある。
どう眺めても、魔力が備わっているようには思えない。
ここは堀井君に問いただすしかなかろう。
「堀井君、いったい、君は、この拡声器のハウリング音に何を感じたんだい?」
僕は、幼稚園の先生がするように優しく問うたはずなのだが、
それでも堀井君の顔は紫色になって、まるで手厳しく折檻を受けて萎縮してしまったようにみえた。
「僕はいいさ、坂口君。君のレベルが・・・君のレベルが下がってしまったら、僕の肉体から抜け出せなくなる。」
「なな、なにを、ばかな・・・!」
意表を突いた堀井君の発言にたまげてしまった僕は、息がつまってしまい、これだけ言うのが精一杯だった。

194 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 00:52:46 ID:YHB2HT8r
保守

195 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/11 22:52:14 ID:ZLilYU1h
パトカーのランプに赤く照らし出される堀井氏燃え、いや萌え

196 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/15 00:33:02 ID:9L5RabFr
hageとく

197 :ハゲ×ヒゲ 作者 & その30:04/11/17 23:36:41 ID:g5LtmrCb
やっと書けるようになった・・・今まで十日間もプロキシ制限に引っかかっていました。
全然書き込むことができなくて、待ちかねていた(?)皆様には、失礼なことをいたしました。


「で、も〜っ、」
堀井君の表情が、いきなりがらりと変わった。あのぬくもりのある堀井スマイルでにこにこと笑い出したのだ。
心なしかおでこもきらきらと輝きだしたようだ。
「レベルが下がっちゃったからといって、悲観することはないですな。
 なぜかって、戦いを積んで、レベルを上げてしまえば済むことなんですから。
 さあ、坂口君、僕とともに戦おうじゃないか。戦って、経験値を稼ごうじゃないか。」
堀井君は、そうしゃべりながら、僕の肌に触れそうなくらいにじわじわと身を寄せてきていた。
もっとも、僕の肌とはいえ、これは今かりそめに僕のものになっているだけであって、
本来の持ち主が堀井君であるという事実を忘れてはならない。
僕は堀井君に向かって答えた。
「堀井君、その巨大な頭で、そんなに近づかれてしまっては、不気味なだけじゃないか。
 だいたい、こんな東京の街なかで、戦える相手などいようはずがないだろう。」
僕らはゲームクリエイター。だが、現実とゲームの世界とは、弁別してしかるべきだ。
堀井君も、日本を代表するクリエイター、それを理解していないはずはない。
だが・・・僕の脳裏を、ある予想がよぎった。いまの堀井君には、現実も空想の世界も同じものなのではなかろうか?
そう考えた僕の目の前に、堀井君の唇が迫ってきた。
熱い息吹が感ぜられる。
僕は、貞操の危機を感じとり、ほとんど反射的に叫んだ。
「ほっ、堀井君!きみは、自分自身に接吻してみたいようなナルシストなのか!?」

198 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/20 23:39:09 ID:SnQzjr/8
いえ、続きが読めると思うと本当に先が待ち遠しいです
しかし鏡に向かってうっとりしている姿は想像したくないなぁ<ハゲ

199 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/27 06:08:13 ID:UEjh+qnZ
保守

200 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/27 08:48:26 ID:bFdlAvJC
さて、今日の未明の騒動をヒゲとハゲはどう思っているのか

201 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/11/28 16:31:29 ID:wCP6xbLa
ok

202 :ハゲ×ヒゲ 作者:04/11/28 21:07:08 ID:1FoF0F7n
hageてくださっている皆さん、ありがとうございます。
こちらは相変わらずプロキシ制限がかかってばかりいて、
なかなかカキコすることもままならない状況です。


203 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/12/02 23:26:18 ID:Mi3j9QHd
>>202
いえいえ、いつもいつも面白い文章を読ませていただいて、本当に感謝しています。
規制が解除されて復帰するまで、スレはなんとしてでも死守したいものです。

204 :名前が無い@ただの名無しのようだ:04/12/05 12:45:24 ID:EMreL3xt
むこうは落ちちゃった…_| ̄|○

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