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SIRENのなる頃に

1 :リンクス:2006/12/01(金) 15:33:05 ID:PnpqztLP
一日目PM20.30分

「はあ、まいったなあ」
前原圭一はそうぼやきながら自転車の横にしゃがみこみ、タイヤを改めだした。
「あちゃあ、完全にやられちゃってんじゃん・・・」
タイヤをつまむとぼすぅ、ぼすぅとおかしなおとをたてる。つまるところ、
パンクである。
「まいったなぁ、車もとおんないし・・・」
車といえばずいぶん前に黒塗りの車が通ったくらいだ。運転席にはスーツ姿の
男と、後部座席には女の子が座っていたのを覚えている。
圭一はしばらく思案した後たちあがり
「まあ村まではそう遠くないはずだ。歩こう」
そこには都会人にありがちな「田舎なんだし誰か泊めてくれんだろ」
というなんともありきたりな考えがあった。自転車を路肩に放置し、
リュックから懐中電灯を取り出し歩き始める

・・・彼はまだ戻れた、戻ることが、できた。
そのことを彼は後に身をもって知り、ほんの少しだけ、後悔した。
自ら日常をふみはずしたことを・・・


2 :リンクス:2006/12/01(金) 16:04:30 ID:PnpqztLP
一日目21.36
「はぁ・・・はぁ・・・」
体育成績並の都会者にとって、徒歩行軍とは地味につらい。
「うぅん・・・今夜は野宿かなあ・・・」
それでもあんな無機質な部屋に篭り、冷房にあたりながら勉強してるより
はるかにマシだと自分に言い聞かせ、歩を進める。
「・・・そうだ・・・あんな事より、はるかに有意義だ・・・」
それでも膝に手をつき、息を吐く。ふと見上げた空には・・・雲がかかっていた。
「満点の星空なら、文句もないんだけどなあ・・・」
息を整え再び歩き出したそのとき、
  
    ウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

「・・・サイレン?こんな時間に?」
そう、聞こえた音はまさしくサイレンそっくりだった。
首を傾げながらも歩き出し、しばらくたってからみつけたものは
「パトカー!?、ついてる!」
暗がりでも判る黒と白のツートン、まちがいない。
目標を見つけて急に軽くなった足で近ずいていく。車の横には私服警官らしき人影
圭一は近ずいていく。何の疑いもなく。

これが前原圭一と怪異との、接触だった。



3 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/01(金) 16:29:23 ID:H9Q4G2jK
ttp://thebrave69star.fakefur.jp/siren/eita.htm
ここにsirenのなるころにのイラストあるお

4 :リンクス:2006/12/01(金) 17:20:42 ID:PnpqztLP
一日目20.56
「おまわりさん」
圭一は声をかけた。
「すいません、道に迷っちゃって、近くまで乗せてほしいん・・です・・けど・・・?」
ここに来て圭一はようやく感じ取る。男の異様なふいんきを。
あたりに立ち込める異臭。男はふりかえると、
「・・・了解、射殺する・・・っす」
「あの、おまわりさん・・・?」
男がぎこちなく懐から取り出したもの、それは、・・・拳銃!?
男は無造作に引き金を引いた。 ぱん 弾丸は頬をかすり、血の後を残す。
「え・・・ああ・・・ああああああああああああああああ!!!???」
全身の血が凍った後、沸騰する。
「ひぃぃいいいいいいいいいいい!?」
わけがわからない。なぜ自分がうたれる?家出少年と間違えたとしても発砲してくるなんてありえない。
一瞬遅れて襲ってきた恐怖をねじふせ、近くのあばら家に夢中で飛び込み、扉を閉める。
「隠れてないで出てくるっすよお、でてこないとぉ」
抑揚のない声でそう告げた直後、 ぱん ぱん ぱん!
乾いた破裂音が三つ続けられる小屋には三つ、穴が開く。
「ひいっ!?」
圭一はとっさに伏せる。
「出てこないならぁ、こっちからいくっすよお」
がたん。男が扉に手をかける。
(!!!殺される!?)
ほとんど生存本能のみで扉に体当たりをあびせる。
「!!?っがあぁ!?」
扉の下敷きになり、もがく男とその上に乗る圭一。その目にとびこんできたのは
(くっ車!)
よろけながらも駆け寄り、ドアをあける。鍵は・・・ついている
(お、おちつけ前原圭一!KOOLになれっ!!!)
そうだ、車の発進なんてドラマや映画で散々見てきた。親父がかけるのだって間近で見ている。
(まずキーを捻って、サイドブレーキおろして、アクセルは・・・こっちか!?)
混乱の中思い切り踏んだそれははたしてバック。白煙を上げ猛後進する車の進路には、扉を跳ね除け蘇生した男が、
・・・ズドンッ!!!
「や・・・やっちまった・・・」
恐る恐る窓から首を出すと、数メートル吹っ飛び川の近くに転がる男の姿が。
「どっどうしよう・・・」
さっさと逃げればよいものを、あろう事か男に近寄る圭一。
「え、えっと、きゅ、救急車・・・」
おろおろと男の傍らに立つ圭一、すると男は何事も無かった様に起き上がると、
 ぱん
「・・・え?」
向けられた銃口、その先にあるのは
(・・・ぁあ)
胸に開いた風穴、広がる血、つまり,撃たれた。
倒れこみ、そのまま川へと落ちる。男は何事も無かったようにおきあがると
「・・・了解、パトロールを続行する・・・っす」
ふらふらと歩き始めた。

5 :リンクス:2006/12/01(金) 18:44:41 ID:PnpqztLP
一日目20.46
赤坂衛
「いったいなんだっていうんだ?」
車外に出て赤坂は呟いた。宿泊中の宿で聞いたお祭を見るためにわざわざレンタカーを飛ばした
なれぬ道に迷い、気づけばあたりは暗くなり、鳴り響いたサイレン、そして何より
「いったい何なんだ・・・この空気。」
それは彼が、仕事柄赴いたいかなる現場とも違っていた。甘く肌に纏わりつき、同時に刺してくる
この空気、それだけで赤坂の培った第六感を逆立たせた。
「警棒位は持ってくるべきだったか・・・」
いざとなれば両の拳を使うまで、自分の腕なら身を守るぐらいならできるはず。
「・・・いくか。」
とりあえずは目的どおり神社をめざそう。赤坂は車へと乗り込んだ。



6 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/01(金) 18:52:16 ID:lxRcUD2V
名前/場所/時刻
にした方が良くね?

7 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/01(金) 23:13:20 ID:x04NGIWP
ワロシュwwがんがれww

8 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/02(土) 01:12:12 ID:SAjuHFTZ
良スレ

9 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/02(土) 01:26:43 ID:vavuqlIA
>>1

























ひぐらし厨死ね

10 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/02(土) 01:42:13 ID:6LCA6oCh
↑SIREN厨じゃなくて?

11 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/02(土) 01:59:24 ID:vavuqlIA
>>10

























板違い。ひぐらし厨が死ね


12 :リンクス:2006/12/02(土) 09:51:05 ID:SvtZ44WM
TIPS 熊谷 15.26

「遅かったですね、熊ちゃん。・・・なんですか、わざわざ下まで汲みに言ったんですか。」
「だってぜんぜん違うんすよ。こっちの水は別格っす。」
「はあ、こっちは黄色い泡水がのみたいですねぇ。」
「大石さんはビールばかりだからそんな、いっ痛いっすよ!」
「んっふっふ。熊ちゃんは一言多いですよ。じゃ、警備たのみますよ。終わったら浴びるほど飲みましょう。」
「勘弁してほしいっす・・・それじゃ。」
熊谷はそういって、別の車に乗り込み離れていく大石を見送った。
「ふう、それにしてもアツいっす・・・。」
さきほどペットボトルに汲んだ水を口につける。ごくり、
ごくごくごくごくごくごくごくごく、ごくん。 

13 :リンクス:2006/12/02(土) 22:09:40 ID:SvtZ44WM
一日目
富竹ジロウ/雛見沢村道/21・03

「ん・・・ああっ!?」
富竹は雑木林の中から身を起こした。
「ええと・・・なんでこんな・・・あ」
自分がこの場所にいる理由を思考し、自然とその理由にいきついた。
「そうだ・・車輪を滑らせて・・・はあ、我ながら情けない。」
言って富竹は自分の体を検める。怪我らしい怪我も無い。
「土がクッションになったのか?カメラはあるし、自転車・・・あ」
探し物は木ひとつ向うで無残な姿を晒していた。滑ったせいかフレームがひんまがっている。
「はは・・・参ったなあ。」
彼はポリポリと首筋を掻く。頭ではないのが、彼のおかしな癖だった。
「あ、時間!・・・はあ、なんてこった。」
腕時計は予定の時刻を遥かに過ぎていた。この時間では目当ての演舞劇も終わっている。
「年に一度のチャンスだってのに・・・ついてない。」
「自転車は・・・諦めるか。後で取に来よう。」
なれぬ足取りで土手を登り、道路に出たが、
「・・・んん?」
人の気配と足音。不審に思った富竹は近くの小屋の影に身を隠す。暗がりから現れたのは、
「なっ・・・」
男の異様な風体に目を見張る。服には所々に血の様なものが滲み、顔面蒼白。しかもその目から血を流している。
ほぼ本能的な恐怖から、小屋に掛けられた角材を握り締める。しかし男は気づかずに
「・・・いったか。」
突然の緊張感から吹き出た汗が体を冷やす。角材は持ったままだ。
「・・・なんなんだ、あれ。とても、人間とは・・・」
そう、人間とは思えない。男が纏っていた雰因気、明らかなまでに人間とは異なっていた。
「・・・どうしよう。」
これからどうするか、思案する富竹だが、
「そうだ、診療所。」
もしかしたらあの人が詰めているかも知れない。少なくともだれかはいるだろう。
ぜんは急げ。この妙に手に馴染む角材も、持っていたほうが良い筈だ。
アレ一つならともかくほかにいるかもしれないし、何より心細い。
「林を通ったほうがいいな。道路を歩くより見つからない筈だ。」
そう呟いた後、富竹は林に入っていった・・・


14 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/02(土) 22:13:03 ID:kekgOgIh
よく考えてみるとかなりひぐらしとSIREN合うんだな
ガンバレ子猫

15 :リンクス:2006/12/03(日) 00:13:45 ID:rLtb1AxB
一日目
知恵留美子/雛見沢分校/21.03
「・・・アレは・・・何ですか?・・・いったい・・・」
知恵は教室の窓から少しだけ顔を覗かせ、校庭を除き見る。
蠢く人影。遠目にも嫌という程に伝わる人とは思えない気配、雰因気。数えられるだけでも、三体。
「なんなんでしょう・・・。」
知恵が何故夜の学校にいるのか。それには訳がある。
今日は綿流し。教え子の晴れ舞台を拝もうと神社に足を運んだが、学校に忘れ物をしたのである。
すぐに見つかるだろうと思い学校にとって返した訳だが、これがなかなかどうして見つからず、時間も忘れ夢中になっていたのだが、
突然校庭に人影が見え始めたのである。結局探し物は見つかっていない。
「そういえば・・・少し前にサイレンが・・・。」
関係あるとは思えない。しかし、たしか雛見沢のサイレンは現在故障中で
「有事の際は半鐘で連絡、・・・だったはず・・・?」
うろ覚えだがたしか校長先生がそうおっしゃっていた。では先程のサイレンは?
「訳が分かりません・・・アレも、サイレンも・・・。」
・・・嫌な予感しかしない。とにかくここをはなれよう。思い立ち上がったそのとき

・・・・・・ぎし・・・・・・ぎし・・・・・・・
「!!!??!」
とっさに伏せ、机の影に隠れる。扉を開け入ってきたのは、
(!?・・・・・・校長先生!?)
そう、服装体格こそ校長先生だが、纏う雰因気は校庭のモノ共と同じ。つまり、
(ば・・・化け物。)
そう。その表現が当てはまった。形は似れど、知恵の知る校長とはかけ離れたモノだった。
何か探しているのか、扉から顔を出し、キョロキョロと室内を見回す。
異常が見うけられぬのか、顔を引っ込める。知恵が安堵したそのとき
                      がたん
(!!!!!!!???!?)
突如運悪くロッカーが空き物が落ちてくる。床に転がったのは、金属バット。
無論この音を其れが聞き逃すはずも無く
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
教室に入ってくる。
・・・ゎ・・ぃ・・ヵぃぇだ・・・
何事か呟き近寄る其れ。知恵は
(・・・・・・ごめんなさいっ!!)
立ち上がり机を投げ飛ばす。其れは突然の事に反応できず、
「!!?!ぐひゃぎぃ??」
顔面にもろに受け止め、倒れ込む。
知恵は傍に転がったバットを引っつかみ教室を飛び出し、一直線に廊下を駆け、
車を目指す。校庭に出ると騒音を聞きつけたのか人影が近づいてくる。
「くっ!!」
急ぎくるまに跳び乗り、エンジンをかける。前方にはワラワラと人影が
「邪魔あぁ!!!」
ボウリングのピンの如く撥ね跳ばす。一人しがみ付いてきたが、引き摺る内に離れた。
どうも彼女は極度の緊張でハイになっている様だ。
バックミラーを見るが、如何やら追っては来ない。知恵は少し速度を落とす。
「・・・どうしましょう、これから。」
車は当ても無く彷徨い始めた・・・

16 :リンクス:2006/12/03(日) 01:00:04 ID:rLtb1AxB
アーカイブNO.3
YAMOHA-MTX-2000

一昨年度発売の旧型モデル。
しかし次世代機の未発売ながらもその基本性能の高さから
他社発売の新型MTG(マウンテンバイク)を抑え未だ広いシェアを持つ。

17 :リンクス:2006/12/03(日) 01:05:21 ID:rLtb1AxB
アーカイブNO.14
創作カレー料理百選

実に様々なカレー料理が紹介されている。
料理界の巨匠服部勉蔵監修。

18 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/03(日) 15:27:42 ID:raaKG8BT
風来のシレンのなる頃に

19 :リンクス:2006/12/03(日) 17:39:22 ID:rLtb1AxB
一日目
赤坂衛/雛見沢村道/21:03

「くそ。何だよこりゃあ。」
誰とも無く毒づく。車を発進させた直後、不気味な形相の人間が飛び出してきたのだ。
正面からぶつかったにもかかわらず、慌てて車外に飛び出た自分に持っていた棒の様な物でで襲い掛かってきた。
「うおおっ!??」
驚き反射的に放った赤坂の一撃を(全力)受けて吹き飛んだ男は目の前に横たわっている。
とても今さっきまで動いていたとは思えない。まるで・・・そう、死体だ。
「さっきまで動いてたよな・・・こいつ。」
男を注意深く観察する。目から血を垂れ流し、顔面蒼白。これはもう間違いなく、人間とは別のものだ。
「・・・こっちは。」
男が手にしていた物を拾い上げる。何の変哲も無い火かきぼうだ。所々錆が浮いている。
「何なんだ・・・コレ・・・なにがおきてる・・・」
兎に角車に戻ろう、そう思い引き換えしたそのとき
(・・・・・・・・・悲鳴!?)
確かに聞こえた。誰かいるのか?
「もしかしてコイツ以外の奴が・・・?」
胸騒ぎが強くなる。行かなければならない。使命感の様な物が心を動かした。
火掻き棒を持ったまま、赤坂は闇に向かって駆け出した。

20 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/03(日) 22:13:35 ID:ujXlh0eG
ひぐらししかやったことないけどSIRENに興味が沸いた
今度買ってくるわ

21 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/04(月) 14:19:11 ID:Mv2Y0Fad
ちょw 火掻き棒ってSDKかよw

22 :リンクス:2006/12/04(月) 16:12:45 ID:0iL71kUs
一日目
赤坂衛/雛見沢村道/21:37
ほんの数十メートル先の廃屋の傍ら。そこにそれはいた。
手に持った鎌を振り上げ、へたり込んでいる・・・少女。少女だ。
少女に向かって今まさに襲い掛からんとしていた。
「やめろおおぉぉぉぉ!!」
全力疾走で得た運動エネルギーをそのままに渾身の蹴りをあびせる。
「!???うぎょごおっ。」ズササァ
背後からの痛撃に声を上げ男の人影は土手を滑り落ちていった。
それを視界の端で捉えた赤坂は振り向き、少女に話しかける。
「きみっ!大丈夫だったか・・・い・・・。」
赤坂は絶句した。何も少女が化け物だったとか、そういう訳ではない。
顔は少々青ざめてはいるが、それは襲われた恐怖からだろう。十分常識の範囲内だ。
では何がおかしいのか。
それは少女の、あまりにも奇妙ないでたちからだ。
まず服装。和服のようで上は真っ白、下に穿いた袴は真っ赤な紅色。
そう、巫女服。巫女服だ。
赤坂はお正月のニュースに出る有名な神社の巫女さんを見た事はあるが、生で見るのは初めてだった。
そして少女が抱えている棒状の物。これがわからない。
先端に取り付けられた金属製の刃物の様なものは半月状になっており、鎌のようにも見える。
中世騎士の武器だといわれれば信じてしまうだろう。どう考えても少女の手に余る。
とにかくそんな様々な要因が赤坂をフリーズさせた。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・みぃ?」
「えっあぁ・・・ああ?」
少女の発した声に反応し、赤坂は情けない声を上げる。
(ああぁなにしてるんだ怖がらせちゃいけない)「ゴホン。」
咳払いし改め少女に向きなおる。
「僕の名前は赤坂衛。怪我は無かったかい?」
「大丈夫なのですよ。・・・古手梨花といいます。」
「梨花ちゃんっていうのか。梨花ちゃん。今この村で何が起こっているのか、分かるかい?・・・さっきの奴も含めて。」
赤坂はまず一番聞きたいことを聞く。帰って来た答えは
「・・・詳しいことは僕にも分かりません。ただ、一つだけ分かっていることは・・・」
「・・・なんなんだい?」
「これは、祟りです。オヤシロ様の、祟り。」




23 :リンクス:2006/12/04(月) 16:35:21 ID:0iL71kUs
「祟り・・・祟りときたか・・・。」
「・・・信じませんか。」
「いや、信じるよ。いまはね。」
そう、祟り。そういった漠然とした言葉なら、村に漂うこの空気も、先程の男の事も、
とりあえず一括りにはしてしまえる。
「祟り・・・祟りか・・・ところで梨花ちゃん。」
「なんでしょう。」
赤坂は二番目に気になったことを、こんな状況でなければ真っ先に聞くことを口にした。
「きみはそんな格好で、ここで何をしていたんだい?」
「儀式です。」
「儀式?ここで?」
「いいえ。神社でです。」
淡々と話す。この年代の子にしては珍しいだろう。
「それで儀式の途中、サイレンが鳴りました。そしたら皆、ふらふらとどこかへ行ってしまいました。
・・・僕も気が付いたらここにいたのです。そうしたらあの男が。」
襲ってきたというわけか。しかしサイレンが鳴ったというのは・・・
思案し始めた自分に突然梨花ちゃんは
「!!?うしろぉっ!!」「え?」
自分の後ろにいたのは男。そう先程自分が跳ね飛ばした後殴り倒した男。
それが今両の手を突き出し自分に襲いかかっ
「うおおおぉっ!?」
反射的に手にした火掻き棒で相手の脳天を殴りつける。火掻き棒というのは大抵釜の中の灰を掻き出すために先端が
L時かヘラのようになっている。赤坂の持つ火掻きは前者だった。なので
        スコン
(うっ・・・)
男の頭が軽快な音をたてる。頭骨を砕き、脳を抉る感触。
男はその一撃で足元に崩れた。
「はあ・・・はあ・・・。」
「みぃ・・・だいじょうぶですか?」
「え・・・ああ、ごめん。大丈夫だよ。」
心配をかけさせたようだ。とにかくこんな所にはいられない。
「梨花ちゃん、どこか頼れるところを知らないかい?」
「・・・診療所。入江診療所がいいです。案内します。」
「助かるよ。詳しいことは道すがら聞くよ。・・・えっと、その・・・。」
少女の持つ棒状の物を指差す。当てはまる言葉が見つからない。こちらの言わんとしていることが
つたわったのか
「これは鍬です。儀式用の、鍬。」
「ああ、なるほど。鍬か。」
説明してくれた。言われてみればそうも見えてくる。
「それ、持つよ。重いだろう?」
「ありがとなのです。」
そういって鍬を渡す。確かに重い。少女の腕でこれは辛いだろう。
「向うに車が止めてある。ついてきて。」
「わかりました。」
並んで暗闇を歩き出す。これが青年赤坂と、どこか神秘的な雰因気を持つ少女古手梨花の
出会いだった。







24 :リンクス:2006/12/04(月) 17:41:41 ID:0iL71kUs
実はこれから数日間ほど私用でレスをつける事ができません。
私の稚拙な文を読んでいただける機会に申し訳ありません。
何、ちょっと海の向うに連行されるだけです。その間今後の展開を考えておきますので。
それではあしからず。

25 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/08(金) 16:23:08 ID:G6BvdrX7
がんがれ

26 :リンクス:2006/12/09(土) 16:32:11 ID:dQP1+OE5
久々に戻ってきたのですが誤植がありました。
圭一の一日目は20:30ではなく19:30.
その下は21:36ではなく20:36分です。
いや、誰も気にしてないでしょうけど、一応。
とりあえず書き始めますけど、時間かかると思いますんで・・・

27 :リンクス:2006/12/09(土) 18:02:27 ID:dQP1+OE5
一日目
大石蔵人/雛見沢村道/21:30

「なんですかい・・・こりゃあ・・・。」
大石は思わず呟いた。
眼前に広がる光景を見て、こう思わない者はいないだろう。
大石の目の前には、海が広がっていた。
池や沼などの比ではない。文字通りの海。湖に例えるとしても琵琶湖ほどの大きさはあるし、対岸が見えない。
そしてなによりも、その水は血の如き真紅だった。
「いったいわたしゃあ何でこんな所に?祭の警備についてたはず・・・。」
そう。大石も好き好んでこんな場所に突っ立ってるわけではない。自分は今日行われる祭儀の警備についていた。
おぼろげな記憶を手繰り寄せる。
「たしか演舞劇が始まって・・・途中でサイレンが・・・サイレン?」
そこから先がブッツリと途絶えている。おかしい。
「う〜〜〜〜ん・・・なにがおきているのやら・・・。」
なにか寒気がする。大石は思い出したように懐を探る。懐に吊られたホルスター、そこには支給品の拳銃が納められていた。
「使わないに越したことはありませんが・・・どうも嫌な予感しかしませんし・・・。」
とりあえずは神社に戻るべきではないか。そう思い振り返った大石の視界に白い影がよぎった。
「あ、ちょっと!!」
思わず声をかける。影は驚いたように立ち止まり、振り返った。
それは少女だった。
「・・・おじさん、だあれ?」
「あ、すいません。わたくし、こういうもんです。」
そういって大石は懐から警察手帳を取り出す。暗がりだが、これ以上の身分証明は無いだろう。
「はう、おまわりさん?・・・よかったぁ!」
こちらの素性が分かった安堵からか、とことこと近寄ってくる。よくみれば少女の顔には見覚えがあった。
「もしかして・・・竜宮さん?」
「はう・・・どうしてレナの苗字知ってるのかな、かな?」
さすがに驚いたようだ。いかん、警戒させてしまったか?
「いや、貴女よく園崎の跡取り娘とよく遊んでるでしょ?だから覚えてたんですよ。なっはっは。」
「なあんだ。魅ぃちゃん有名人だもんね。」
少女は再度安心したようだ。ここで聞いてみる事にする。
「それで竜宮さん・・・貴女なんでこんな所に?」
なにもこんな時に深夜徘徊する少女を補導しようというわけではない。現状を少しでも把握するためだ。
しかし返ってきた答えは
「はう・・・わかんない・・・お祭で梨花ちゃんの演舞劇みてて・・・さいれんがなって・・・きづいたら」
ここにいた、と言う訳か。自分と同じだ。
「おまわりさん、それにアレ、なんですか?」
やはり気になっていたのだろう。大石の後方、赤い海を指差す。こっちが聞きたい位だ。
「んっふっふ。それが私にもさっぱりでしてね、すいません。」
「そうですか・・・」
あからさまに落胆したようだった。無理も無い。こんなわけも分からない状況に陥れば、誰だってこうなる。
大石は少女を元気づけるために声をかける。
「いや、これから神社に戻ろうかと思っているんですが、一緒に来ませんか?だれかいるかも知れませんし。
それに、こんな所じゃ心細いでしょう?」
「そうですね・・・そうします。」
二人は神社の方向に向かって歩き始めた。この海のせいで遠回りすることになるだろうが。
しかししばらくしてから突然少女は立ち止まり、振り返った。
「?どうかしましたか。竜宮さん。」
少女の視線の先、そこにはひたすらの闇が広がっている。目を凝らしたが、何も見えない。
「いえ、何でもありません・・・行きましょ、おまわりさん。」
こうしてまた二人は暗がりに向かって歩を進めた。

28 :リンクス:2006/12/09(土) 18:04:53 ID:dQP1+OE5
今日はとりあえずこの↑一つだけです。

29 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/14(木) 01:01:50 ID:TLHrWOST
レナは早々と視界ジャックに目覚めたか。
神代の血に相当する古手の血は赤坂が握ってるし、レナは屍人化か?

30 :リンクス:2006/12/16(土) 23:15:42 ID:aNtXA05v
一日目
園崎詩音/???/21:43
同行者/葛西辰巳

「・・・葛西」
「何でしょう。詩音さん。」
詩音は運転席に座る男に声をかける。振り返りこそしないが、葛西と呼ばれた男は
律儀に答えた。そして数える気にもならないほど尋ねた言葉を繰り返す。
「一体何時になったら興ノ宮につくんですか?」
「もうしばらくお待ちください。」
この答えももう何度聞いただろう。足元に向かって盛大に溜息をつく。
「大体おかしいじゃないですか!本家を出たのがもう何時間前だとおもってるんですか!?」
「そういわれましても。」
相変わらずのそっけない態度だ。葛西という男はいつも落ち着いた態度で喋る。大抵のことでは動じない。
いや、いまはそんなことはどうでもいい。そう、時間だ。
普段ならば雛見沢から興ノ宮までは車で30分とかからない。
それがどうだ、今も車はどことも知れない道を走り続けている。
詩音自身そこまで雛見沢に詳しいわけではないが、少なくともこんな道は自分は知ら無い。
一本のあぜ道を挟むようにしてひたすらの田園風景が広がっており、所々に廃墟の様な小屋が並んでいる。正直気味が悪い。
そもそも本家にはあまり寄り付きたくは無かったのだ。どうしても外せない席があるとのことで渋々出向いただけだ。
そうして厄介者は退散とばかりにさっさと帰ればこの有様だ。延々と続く道をただただ走っている。
すると車は突然停止した。
「? 葛西、どうしました?」
「ガス欠です。」
「はあっ!?」
このような状況で。ついていない。
「勘弁してくださいよ・・・葛西と二人で車中箔なんて、ぞっとしない話・・・」
しかしいい加減眠くなってきた。欠伸一つに瞼を閉じた瞬間
視界が開けた。
「えあぁっ?」
「どうかしました?詩音さん。・・・詩音さん?」
「す、すいません葛西、ちょっとだまってて。」
「???」
突然素っ頓狂な声を上げた自分を気遣う葛西をいなして今自分に起きた矛盾をもう一度検証しようとする。
瞼を閉じる。すると目を瞑った自分の姿が見える。
瞼を開ける。すると首を傾げる葛西の顔が見えた。つまり
(・・・葛西の視点?)
一体何時から自分はえすぱーになった?突然に目覚めた自分の才能に当然の如く困惑する。
もう一度目を瞑る。今度は景色が変わっていた。今自分たちの乗っている車が映っている。物陰から覗いているようだ。
明らかに葛西の視点ではない。では一体、誰?
「ひとまず外に出ましょう。」
「ちょっ、まった!葛西まって!」
ドアを開けようとする葛西を慌てて静止する。どうも誰かが近くににいるようだ。
今一度その風景を確認する。視界の主はただじっと車を見ているようだ。
突然視界が動く。
(・・・?)
視界の下方向から棒のような物が上がってきた。先程の挙動はこの棒だか杖だかを構える為らしい。
しかしこの形はまるでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
響いたのは破裂音と、衝突の音。

31 :リンクス:2006/12/17(日) 01:19:59 ID:U80yR1jf
一日目
葛西辰巳/???/22:01
同行者/園崎詩音

「きゃあ!?」
「ふせて!」
今の音は間違いなく銃声。状況を確認する前に手は助手席の棚に隠された拳銃を握っていた。
(銃撃・・・何所からだ?。)
理由は考えない。ただ自分たちを狙う者を敵と認識し、対処する。
長年の間裏社会を生きた故染み付いた考えだ。
(フロントガラスに着弾したか)
弾痕の位置から見て、おそらくは前方に見える幾つかの小屋のうちのどれかからの銃撃だろう。
正確な狙撃だ。
そして反撃しようにもこちらは相手の大まかな位置しか分からない。
複数の小屋を同時に警戒するのではとっさの攻撃に反応できない。
(どうする?・・・)
篭城するにも分が悪い。思考を巡らす葛西に、後部座席の詩音が声をかけた。
「葛西。」
「安心してください。詩音さんは自分が」
「ちがう・・・えっと、左、左の一番近い小屋の影。こっち覗いてる。」
「え?」
「だから、今撃ってきた奴です。多分。」
とりあえずその指示に従う。
・・・いた。確かに10メートル先にある小屋。そこから銃身と人の頭らしき物が確認できる。
闇に紛れてしまっていて、よほど目を凝らさなければ分からない。
僅かにドアを開ける。そこに銃撃。弾丸はフロントのふちに命中する。嫌に正確だ。
そこで開いたドアと車体のフレームを台座代わりにし、丁度出ていた頭に銃弾を見舞う。
命中。人影がどさりと地面に倒れこむ。
「はぁ・・・詩音さん、よく相手の位置が分かりましたね。」
「いや、私にもよく・・・相手の視界を覗くって言うか・・・」
「はい?」
「と、とにかくあそこにくたばってる奴の顔拝んでやりましょう!」
言って詩音は車外に出て人影に近寄っていく。葛西も後を追いかける。
「? どうしました?」
「うげぇ、何ですかコイツ。」
つられて見て見れば、確かにおかしい。どうやら男らしいが、顔面はヤクでもきめたように蒼白。
銃弾は丁度男の額を貫いていたが、明らかにその傷とは関係なく目から血を流している。
次いで男の手にした獲物を見る。狩猟用の狙撃銃のようだが、この型は確か・・・
「葛西、この銃って確か」
詩音も見覚えががあるようだが、葛西は否定する。
「まさか。祭具殿に保管されてるはずですよ。鍵は魅音さんが」
「そっちじゃなくて、牧野さんの処の・・・」
「・・・知っているのは村の極一部の筈ですよ?」
「知っている人が持ち出させたって言うのは?」
その可能性は・・・否定できない。
「とにかく、この銃は没収。・・・はい、葛西。」
そういって彼女は死体の腕から無理矢理?ぎ取った猟銃を手渡してきた。
「はい、じゃあこちらの拳銃は詩音さんが。もしものために。」
「オッケー。・・・これからどうします?」
「とりあえずは引き返して、本家に戻りましょう。なんだか嫌な予感がします。」
「こんなことになってる時点で予感的中してますよ・・・わかりました。いきましょう。」
こうしてあぜ道に車を置いて、二人はもと来た道を戻っていった。



・・・しばらくして、倒れていた男がもぞもぞと動き出したが、もう二人には関係の無いことだった。

32 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/20(水) 18:17:36 ID:91EojTYz
一日目
北条沙都子/防災倉庫二階/22:32

古手神社の敷地内に建てられた一軒の小屋。その二階、居住用にあつらえられた
スペースの押入れ、そこに彼女・・・北条沙都子は蹲っていた。
「・・・りかぁ・・・・・・。」
今にも泣き出しそうな声で、祭で逸れた親友の名を呼ぶ。そして、
「にーにー・・・。」
今はもういない、兄を呼んだ。
なんと言うことはない。こんな物は気休めにもならないだろうに。
それでも・・・それでも少女は時折思い出したかのように・・・
なにかを祈るように、願うように、二つの名を呼んだ。

やがて少女は、ある行為を行う。
目を瞑り、秒を数える。いち、にい、さん。
そうして、視界が開ける。

先程から突然行えるようになった、この奇妙な能力。
どうやら別の視点・・・厳密に言って、誰か他人の視界を占領(ジャック)・・・
あるいは垣間見るといった方が適切かもしれない。そういった能力だった。
当初こそ動揺したが、今は逆に、自分に役立ててさえいる。

・・・覗き見れる視界はふたつ。境内をうろつくモノと、賽銭箱の前のモノ。
賽銭箱の前に陣取っている視点は、どうやら賽銭箱を開けたいらしく、立派な錠前を
ガチャガチャと弄繰り回している。しかし、錠が開く気配も、そしてそこを動く気配も無い。
一方、境内を徘徊する視点だが・・・見回りをしているように、同じコースをぐるぐると
回り続けている。当分、こちらに向かってくる気配はない。
安堵し目を開けようとしたそのとき、別の視点に切り替わった。
(!!?)
視点はこちら、物置の二階を目指している。
沙都子はパニックに陥った。二つの視点に気をとられ、新たに視点がやってくる可能性、
つまり別のナニモノカが現れる可能性を知らずに捨てていた。
視点は真っ直ぐに外階段を上り、玄関に向かってくる。まずい
裏口や窓には防犯用の罠を取り付けているが、玄関はまったくの無防備だ。
(彼女は罠の構築・設置という、少々特殊な趣味を持っていた)
普段は頑丈に鍵を掛けているが、脚が竦み、掛け直しに行く事もできない。
今更ながらに彼女は部屋に入った直後に施錠を行わなかった事を後悔した。

視界はドアノブに手を掛け、部屋に侵入してくる。
もはや彼女には、見つからぬように祈ることしかできなかった。
しかし、予想に反して聞き覚えのある声が、小声で囁く様に聞こえてきた。

「古手さん、北条さん・・・どなたか、いらっしゃいませんか?」

33 :リンクス:2006/12/20(水) 22:41:11 ID:91EojTYz
一日目
知恵留美子/防災倉庫二階/22:53

「先生ぇ・・・・・・?」
押入れの襖がもぞもぞと動き、中から不安げに顔を出したのは、間違いなく自らの教え子だった。
「北条さん!よかった・・・無事だったんですね・・・」
「あぁぁん!せんせぇ!」
不安はやがて安堵へと変わり、押入れから飛び出した彼女は知恵に飛びついた。
「ぅぅうう・・・せんせぇ・・・」
「本当によかった・・・本当に・・・。」
その後しばらくの間、知恵は咽ぶる少女を介抱した。

「それで、古手さんは一緒ではないのですね?」
「ええ・・・はぐれてしまったんですの・・・。」
別に彼女の責任ではないのだが、親友と逸れた。この事実を再確認して彼女は申し訳なさそうにした。
「北条さん、貴女の責任ではありませんよ。彼女はきっと無事です。」
「でも・・・。」
「貴女は古手さんの親友でしょう?親友の貴女が彼女の無事を信じられなくてどうするんです。」
教師らしい厳しい励ましに、やがて彼女も臥せっていた顔を上げた。
「そ、そうですわね!私は梨花の親友ですもの!」
ええ。知恵は肯く。空元気でもいい。挫けてさえ、しまわなければ・・・

「北条さん。少し休んだほうがいいです。顔色が悪いですよ。」
「そ、そんな事・・・。」
しかし彼女自身気付いているだろう。恐怖で興奮し、碌に休めなかったはずだ。
「それに、ここは貴女の家でしょう?ここほど安心できる場所はありません。先生保障します。」
「そ、そうですわ!ここなら誰か来てもすぐにわかりますもの!」
うん。彼女はやはりこうでなければ。どこから持ってきたのか、巨大な蝶番をドアに掛け始める。
「これで安心ですわね!」
「うふふ。そうですね。」
腰を下ろし、ふと外に注意をやる。小雨が降ってきたのか、さらさらと音がする。
「・・・さて、これからどうしたものでしょう・・・北条さん・・・北条さん?」
傍らの少女はいつの間にか寝息を立てていた。やはり疲れていたのだろう。
知人との再会から安堵し、それが抑えきれなくなったのだ。
すやすやと寝息をたてる少女の寝顔を見て、決意を決める。生徒である彼女は
自分が守らなければ。   しかし
「本当に・・・どうしたものでしょう・・・。」
窓の外では、雨が地面を撫でる音は消えていた。

34 :リンクス:2006/12/20(水) 22:45:13 ID:91EojTYz
後は魅音、イリー、タカノンが出れば主要な人物がそろいますね。
しかし・・・これから如何した物か・・・何とか最後まで行きたいですけど・・・

いっそSIREN2も混ぜるか!?

35 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/21(木) 00:01:20 ID:4xQqwBuS
色々混ぜすぎると収拾つかなくなるのぞ。
つーか、2は2chでは駄作のレッテルが貼られてるw

それよりひぐらし風に、ハッピーエンドを目指すのか、どうあがいても絶望を目指すのか、決めた方がいいと思われ。

36 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/21(木) 00:26:37 ID:tmytD7iw
屍霊とか闇霊が出てくるとわけわかんなくなるだろうな

37 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/21(木) 20:38:38 ID:BLy3aBf+
ハッピー目指そうにも、SIRENにそえば既にKは…w
しかし、双子や医者、看護婦に教師、校長、
はては血族に関する民間伝承まで、
およそ記号が揃いまくってるのがすげえというかw

38 :ローカルルール変更議論中@詳細はLR議論スレにて:2006/12/22(金) 01:21:14 ID:q/BTn7QF
ネタ元の一つなんだから当然だろw
とんこつショウガ味のTIPSは、視界ジャックぽいな。
鬼隠しは、SIRENが出る前だが。

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