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ペルソナ3の山岸風花はちんまりカワイイ 11オラクル

1 :名無したんはエロカワイイ:2006/10/18(水) 22:45:11 ID:SnsmqOAE
ペルソナ3の山岸風花はちんまりカワイイ 11オラクル

       ,,. --─- 、
    ,. '´        `ヽ.
   , '.,. '"  ,、/!,.ヘ,ヘ、,  ',   前スレ
  ./ / / レ'-'‐'   ー i , i  ペルソナ3の山岸風花はちんまりカワイイ 10袋
  i ! ハ,!.ォ-!、  ,ォ.、!ハ,.!  http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1159630023/
  i iヽレ !〈 !._リ   !リ〉! i 
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   'ヽヘ/i>.、.,__,,.イV
     _,.イ,ヘ>--'ト/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
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717 :名無したんはエロカワイイ:2006/11/02(木) 20:11:47 ID:QkLzvqYJ
無関係のキャラを絡ませてみる4〜望月綾時〜

12月31日・木曜日

いよいよ決断の日がやって来た。午後、寮の面々はキタローに気を遣い
みんな其々の思う場所へ行っている。

キタロー「・・・」
風花「〈・・・信じてるよ〉」

>風花はしばらくソファーで目を瞑りながら音楽を聴いているキタローを見つめてから
寮を出て行った。外は珍しく雪が降っている。

風花「・・・コーヒーでも飲もう」

>雪降る港区を風花は歩き、シャガールにてコーヒーを注文した。
湯気とともに、香ばしい香りが漂う。猫舌の彼女に飲むのは少し大変だ。

風花「ふーっ・・・ごく・・・暖かい・・・」

>此処はキタローの最寄りの店で、風花も何度か一緒に行った事があるが
素材の厳選された極上のコーヒーを彼女も気に入っていた。

綾時「スイマセーン、僕も彼女と同じのをお願いしまーす・・・」
風花「え・・・綾時くん!?」

>風花は思わぬ客に、思わず立ち上がってしまった。

綾時「やあ、山岸さん」
風花「な、何で此処に・・・?」
綾時「ちょっと、話をしにね・・・座ってよ」

>おどけた様子で言う綾時に対して、風花は落ち着かない様子で
コーヒーを飲んでいる。

綾時「ここのコーヒーは僕も気に入っててね、何回かカノジョと
  寄ったことがあるんだ」
風花「・・・」
綾時「あっ、山岸さんも僕のカノジョに見えちゃうかな?あはは・・・」
風花「話って何ですか・・・何で私に?」
綾時「君がキタローの一番大切な人だからだよ」

>キタローに似たストレートな会話に、風花の頬は赤く染まった。

風花「そ、それとこれは話が別です!」
綾時「君の考えが変われば・・・キタローも改めるかもしれないからね」
風花「・・・」
綾時「僕も役割に気づいてから変わったな、簡単に命を諦められるんだから」

>風花の靴に付いた雪が儚く溶けてゆく。

綾時「みんなの様子をこっそり観察させてもらったけど・・・
  皆、僕を生かそうとしている・・・機械の彼女までも・・・」

>綾時は届けられたコーヒーを一口飲みながら言った。

綾時「絶対に勝てない相手と戦って勝てる展開は・・・
  マンガやゲームの中だけの話だよ。・・・諦めて僕を殺さない?」
風花「イヤです」
綾時「・・・どうして?」

718 :名無したんはエロカワイイ:2006/11/02(木) 20:12:30 ID:QkLzvqYJ
風花「・・・一緒に未来を生きたい仲間が、大好きな人がいるから」

>風花の純粋かつキッパリとした言葉に、綾時の眉はピクピクと動いている。

綾時「それが幸せ・・・?」
風花「みんなと、・・・―――キタローくんと一緒なら、私は幸せです」

>風花は仲間との未来を想像しながら満面の笑顔で言った。

綾時「どうして・・・どうして嬉しそうな顔ができるの・・・?」

>優しい笑顔の風花に対して、綾時は胸の中の感情をぶちまけた。

綾時「君を見てると・・・僕まで本当になんとか出来るって思えちゃうんだよ!」
風花「・・・」
綾時「僕は宣告者なんだよ?居るだけで死が確定してるんだよ!?」
風花「・・・綾時くん」

>綾時は口の中のコーヒーの苦い後味を消すため、水を飲んだ。

綾時「もういいよ・・・僕は君達がどうしようと、なんとも思わないから」
風花「・・・違うよね?」
綾時「?」

>風花は変わらぬ笑顔で、綾時に言った。

風花「綾時くんが本当に冷酷になれるなら、・・・ここに来ないよね?」
綾時「!!・・・」
風花「心配して此処へ来てくれた貴方はデスなんかじゃない。
  ・・・ひとりの人間だよ」

>その眼に一点の曇り無く言った風花に対して、綾時は微笑みながら大粒の涙を流した。

綾時「・・・そうだね。・・・人間だ」
風花「・・・キタローくんだったら多分こう言うだろうな。友達を
  殺すことなんてできない、って」
綾時「あはは、目的はズレちゃったけど・・・―――君と話せて、よかった」
風花「・・・私も貴方と話せてよかったよ」

>風花は綾時のことがわかった気がした・・・

綾時「これからもキタローとずっとずっと幸せにね。僕はもう見守ってやれなくなるけど」
風花「!・・・ありがとう・・・////」
綾時「こうやって明るい未来を思えることも、幸せなんだよね」

>未来を信じる力―――・・・風花は最愛の人の顔を思い浮かべ言った。

風花「そう思うことができる力と勇気は・・・彼が私にくれたものだから」
綾時「・・・そっか」

>綾時は満足したように席を立ち上がり、去って行った。
その儚い後ろ姿を、風花は姿が見えなくなるまで見つめていた。

風花「―――・・・」


END

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